巨大殺人産業を提訴する!

ガン産業を告発したマティアス・ラス氏のPDF
 最近までガンは「死の宣告」であると考えられていました。しかし、近年の自然健康法や細胞医学の発達により、この状況は根本的に変わりました。
しかし、この疾病に関しても、極めて利益の多い市場である「ガンという疾病」を温存できる効果の乏しい製薬品を売る被告らによって、特許の保護を受けない 治療法に関する医学的研究は意図的に無視されています。被告らがガンに関して犯してきた犯罪の並はずれた重大さに鑑み、以下で、より詳細に論じたいと考え ます。
 全てのガンが同一のメカニズム、即ちコラーゲン消化酵素(コラゲナーゼ、メタロプロテイナーゼ)の作用で広がることは科学的な事実です。自然物質アミノ酸 リシンの治療的使用(特に、特許の保護を受けないその他の微量栄養素との併用)により、これらの酵素をブロックし、ガン細胞の拡大を阻害することができる のです。乳ガン、前立腺ガン、肺ガン、皮膚ガン、
フィブロブラストーマ、滑膜ガンなど、これまでに調査された全てのタイプのガンが、この治療アプローチで奏功しています。
 この医学上の画期的発見が、世界中でさらに深く調査されることなく、ガン患者の治療にも利用されていない唯一の理由は、これらの物質が特許の保護を受けない物質であり、利益マージンの低い物質であるからです。結局、それより重要なことは、ある疾患を根絶させるような効果的治療法は何であれ、製薬品の数兆ドル市場の破壊に繋がるという事実です。
中でもガン患者に対する製薬品市場は、特に詐欺的かつ悪質なものです。
 「化学療法」という謳い文句のもとで患者を治療するふりを装いつつ、その実マスタードガスの派生物すら含む毒性物質を患者に使用しています。
 こうした毒性物質が体内の無数の健康な細胞をも破壊してしまう事実は、巧妙に隠されています。


 この様な事実を十分承知の上で、彼らは次のような結果を意図的に考慮に入れていたのです: 第一に、ガンを世界的な疫病として今後も温存し、数兆ドルの疾病ビジネスを存続させる経済的基盤とすること。第二に、「化学療法」という形態で組織的に毒 性のある薬を使用させることにより、これを処方されたガン患者に新種の疾病が引き起こすこと。
 この戦略の結果、(感染症、炎症、出血、臓器不全をなど)これらの薬の副作用を治療する製薬品マーケットは、化学療法薬の市場以上の拡大を遂げました。こ の様に、被告らはただ一つの目的「金銭的利得」のために、組織的な詐欺計画を実施して、何億人ものガン患者を苦しめてきました。

画像クリックでPDFの資料

マラティス・ラス医師の告発1
マラティス・ラス医師の告発2
マラティス・ラス医師の告発4
マラティス・ラス医師の告発5
マラティス・ラス医師の告発7
マラティス・ラス医師の告発8

世界の人々の名において提訴された
製薬産業の「疾病ビジネス」
ならびに最近の対イラク戦争に関連して行われた
ジェノサイド及び人道に対する罪に関する訴状

この訴状は2003 年6 月14 日、
医学博士マティアス・ラスらが
世界中の人々を代表して
ハーグ国際刑事裁判所に提訴したものです。

オランダ2516 AB,
デン・ハーグ市マーンベグ174
国際裁判所内
国際刑事裁判所主任検察官,
ルイス・モレノ・オカンポ殿

医療産業関する提訴を抜粋

真実のガン治療を隠蔽し、
増病を企てる医療産業を告発する

●概要

 これは、人類史上最大の犯罪を国際刑事裁判所(ICC) に訴えるための訴状です。
被告らは「疾病ビジネス」、 戦争犯罪、及びその他の人道に対する罪を通じて何百万人もの人々に危害を加え、死亡を引き起こしました。これらの犯罪は国際刑事裁判所の管轄に属する犯罪です。
 被告らは、これらの犯罪で責任を問われると承知しており、そのためICC の権威を毀損するための世界的キャンペーンを開始しています。こうして彼らは自らを国際法の上に置き、全人類に被害が及ぶまで、その犯罪を犯し続けようとしています。
 従って、この訴状はICC に極めて緊急に検討して頂く必要があります。さらに、これを以て全ての個人及び各国政府に対し、こうした犯罪の根絶を目標とする今回の訴訟に加わって下さるよう要請いたします。

導入

カルテル

 この訴状で述べられているのは、2 つの主要領域に関わる犯罪です:
. 製薬企業の「疾病ビジネス」に関連して行われた大量虐殺及びその他の人道に対する罪。
. 最近の対イラク戦争および世界戦争へと向かう国際的情勢悪化に関連して行われた戦争・攻撃の罪及びその他の人道に対する罪。
以上の2 つの犯罪領域は、ある1 つのファクターによって直接的に結びついています: それというのも、この2 つの犯罪は、同一の企業投資グループ及びそれを支援する政治家達に利益をもたらすために行われたものだからです。
 これを実証し、この被告らに共通する動機を示すためには、簡単に過去の歴史を振り返ってみる必要があります。

20 世紀を通じて、 製薬業界の基盤固めと組織作りは、世界中の保健・医療制度の管理という目標のなか、特許の保護を受けない自然療法を、特許対象であり、従って、利益をもたらす合成薬にシステマチックに置き換えることによって行われて来ました。この業界は自然に発展してきた業界ではありません。それどころか、これは、ほんの一握りの不道徳な金持ちの企業家らが考え出した投資計画でした。彼らは、さらに富を得るため、自らの市場として、意図的に人体に狙いを定めました。
 この投資産業の機動力となったのがロックフェラー・グループです。同グループは、19 世紀末の時点ですでに米国の石油化学産業の90%以上を支配下に収めており、世界規模の新たな投資機会を見つけようとしていました。また、ロスチャイルド財閥の周辺でも、この分野で活動するもう1 つの投資グループが形成されました。

カルテルと第二次世界大戦

20 世紀前半の時点で、ロックフェラー財閥のスタンダード・オイル社(今日のエクソン社)に次いで、世界第2 位の規模を誇っていた製薬・石油化学分野のグループ企業が、ドイツを拠点とするIG ファルベン・グループでした。このIG ファルベンは、ヒットラーの政権掌握とその欧州及び世界征服にとって深甚な影響を及ぼした極めて重要なひとつの要因と言えます。実際、第二次世界大戦は、IG ファルベンの役員会で計画が立てられ、実行に移された侵略戦争です。IG ファルベンは、この化学産業カルテルが持つドイツ領土外最大の工場施設IG アウシュビッツの親会社でもありました。このカルテルが富み栄えたのは、アウシュビッツ収容所から召集された労働力も含め、奴隷的労働に捧げられた血と苦難に拠るところが大きいのです。IG ファルベンは、欧州全土及び世界の経済的制覇を目指して、あのドイツの邪悪な執政者を自らの傀儡として支援し、利用したのでした。
 IG ファルベンはロックフェラーのスタンダード・オイル社の最大株主であり、「逆もまた真なり」でした。しかし結局、連合軍がナチス・ドイツに勝利を収めたため、「世界トップの製薬・石油化学企業体になる」というIG ファルベンの計画は挫折しました。それと同時に、スタンダード・オイル社及びその他のロックフェラー財団傘下の製薬・石油化学企業は、この業界で支配的力を持つ財界グループとなり、その状況は現在に至るまで続いています。
 1947 年、IG ファルベン・カルテルの経営陣に対して行われたニュールンベルク戦争裁判では、その内の数人が有罪となり、大量殺人・略奪などの人道に対して犯した罪による有罪判決が下されました。またニュールンベルク戦争裁判の定めに従い、IG ファルベン・カルテルは、ヘキスト社・バイエル社・BASF 社という3 つの企業に分割されました。今日では、この3 社のいずれもが元の親会社IG ファルベンのかつての規模を凌ぐ大会社へと成長を遂げてい
ます。
 現在、米国と英国は、製薬製品の世界有数の輸出国です。実際、現在世界で市販されている薬製品の内、3 つに2 つは、この2 ヶ国による製品です。

製薬ビジネスの基盤

 本来その多くが予防可能であり、かなり以前に撲滅できたはずの心臓血管系疾患・ガンなどの疾患のために、今も命を落とし続けている何億人もの人々の死に対し、被告は責任があります。
 これほど多くの人々が天寿を全うせずに死んでいるのは、単なる偶然でも世間の怠慢の結果でもありません。これは、ひとえに数兆ドルに値する世界の製薬市場を拡大する目的で、製薬業界と同業界への投資家のために、意図的かつ組織的に計画されたことなのです。
 製薬業界の市場は「人体」であり、その投資が実を結ぶかどうかは疾病の存続と拡大に依存しています。 さらに、その利潤は薬の特許性に依存しており、この仕組みによって製薬産業は、この地上で最も儲けの多い産業となっています。

 逆に、疾病の予防や根絶が成功すれば、製薬品のマーケットは著しく狭まったり、排除されてしまうわけです。ですから、製薬企業は組織的に疾病の予防・根絶を阻止してきたのです。
 この犯罪を犯すべく、製薬企業は科学、医療、マス・メディア、および政治の世界に、迷路の如く巧妙に実行者や共犯者のネットワークを張り巡らしています。一国の政府全体が、製薬業界のロビイストやかつての経営者によって操作されたり、時には運営すらされています。ここ数十年、一国の立法府全体に腐敗や権力乱用がはびこり、この数兆ドルの「疾病ビジネス」を支援することで、罪のない何億人もの患者さんや国民の生命と健康を危険にさらす状況が生じてきました。
 自然療法の場合、特許による保護がなく、利益のマージンが少ないのですから、製薬業界は投資ビジネスとして成功する前提条件として、まず安全な自然療法による競合を排除しなければなりませんでした。その上、この自然療法の本来的な役割は細胞の代謝賦活にあるわけですから、効果的に疾病を予防・治癒できます。
 そこで、製薬業界は自然療法を組織的に排除し、世界の大半の国で保健医療制度を私物化して、ほぼ全ての国の国民が、自らの投資ビジネスに依存するように仕向けてきました。

●組織的な詐欺ビジネスとしての製薬業界

 製薬業界は多くの人々に「健康」を約束していますが、その約束を果たすわけではありません。この業界は、一方で根本にある疾病を将来のビジネスのために拡大させつつ、人々には単に症状を緩和する製品を提供するに過ぎないのです。この詐欺行為を覆い隠すため、製薬業界は新しい治療法を開発するのに費やす金額の倍もの金額を、隠蔽工作に費やしています。
こうした組織的欺瞞によって、この投資ビジネスは、約1 世紀に渡って、人類の「恩人」という戦略的な隠れ蓑の背後で身を長らえることができたのです。この業界の犯罪的なビジネスによって、世界の6 億人の人命と大半の国の経済とが人質に取られている状態です。

●製薬業界の「疾病ビジネス」を暴露する

 この10 年間、私はこの世界最大の投資ビジネスが行っている組織的詐欺行為を暴露する努力を重ねてきました。私自身、「この地球上で人々の健康増進にとって最大の障害になっているのは、製薬業界自体であり、さらに、疾病の拡大を駆動力とする、その投資産業としての本質である」という点を指摘するのに、一定の貢献を果たしてきたと思います。
 一人の科学者として、私は循環器系疾患や様々な慢性疾患の真の原因を発見することができました。また、私の協力者らと共に、製薬企業の「疾病ビジネス」に代わる、特許の保護を受けない効果的な自然療法の有効性を実証する努力を重ねてきました。細胞代謝を最大限にする自然物質を同定できたため、循環器系疾患、癌その他、人類の間で今日、多く見受けられる疾病の大半を予防し、排除することができるようになりました。

●現在の世界的危機と対イラク戦争の背景

現在、この製薬業界と、この業界を基盤とする100 兆ドルにも値する長期的な投資産業の存続を脅かしている4 つの要素があります:
1. 多くの製薬企業の製造責任を問う集団訴訟(クラス・アクション)が立て続けに起き、法的に解決不能な立場に追い込まれている。
2. 製薬業界が市場としている疾病の多くを効果的に根絶する、特許の保護を受けない自然療法によって突破口が開かれたため、学術的に解決不能な立場に追い込まれている。
3. 法外な特許料のため人類の大半にとって薬の入手が困難となり、何百万人もの人命を縮める結果を招いたことから、製薬ビジネス全体の信用失墜に至り、倫理的に解決不能な立場に追い込まれている。

4. 製薬ビジネスのやり方が組織的詐欺行為である
ことが明らかになったため、企業として解決不能な立場に追い込まれている。

 過去数十年間にわたり、製薬カルテルはあらゆる努力を払って特許薬による世界的事業を保護し、これと競合する特許の保護を受けない健康法が普及するのを阻止してきました。この目論みは国際的なレベルで行われており、欧州議会に浸透し、世界保健機構(WHO)を始め、様々な国連組織の権威を悪用するまでになっています。
 数限りない損害賠償訴訟を抱えつつ、この地上最大の投資産業が組織的詐欺ビジネスであると暴露された今となっては、即時的かつ国際規模での産業保護法が、彼らの犯罪を隠蔽し、これからも世界中の人々の健康を投機的な「疾病ビジネス」で支配し続けていくための緊急措置となったのです。
 組織的詐欺ビジネスを広範に保護する法律とは、市民的権利の制限を始め、平和な時代には実施されそうにもないドラスティックな諸措置に他なりません。こうした諸措置が実施されるには、国際的危機の激化、大量破壊兵器の使用を意図的に誘導する軍事紛争、そして次の世界戦争の引き金となるような事件が必要です。そうなった場合に初めて、市民的権利の放棄や戒厳令の議会通過、国際規模での保護法の施行を許容する心理状態が世界全体に生まれ、被告らは安心して「疾病ビジネス」や犯罪行為を続けることができます。
 この様な背景のもと、製薬業界は、世界最強の政治的・軍事的中枢に直接的な影響を及ぼすため、ジョージ・ブッシュの選挙運動では、最大の企業献金団体になりました。ジョージ・ブッシュの大統領選により、ロックフェラー系投資グループはホワイトハウス、ペンタゴンと直接的なつながりを持ち、そこで行われる政治的決定に発言力を持つようになります。英国のトニー・ブレア政権では、ロスチャイルド・グループがこれと同じ影響力を持っています。
 ですから、製薬品の2 大輸出国である米国と英国が、現在の国際的危機を増大させ、対イラク戦を開戦したのには、何の不思議もありません。彼らは
「世界規模での対テロ戦争」「ならず者国家の排除」「大量破壊兵器拡大の阻止」という偽りの口実のもとに、米国、英国、そして世界の人々に対してこの戦争の必要性を主張したのでした。
この様に、「疾病ビジネス」によって無数の死を招いている企業利益集団やそれを支援する政治家と全く同じ顔ぶれが、今度は何万人というイラクの罪もない人々やアメリカの若い兵士たちの死を無用に招いているわけです。彼らは、国際社会の承認なく、イラクへの侵略戦争を開始し、実行した責任を負っています。彼らは今、占領されたイラクで横行する奴隷化、略奪、その他の犯罪に対しても責任を負っているのです。

 もし、こうした利益集団とそれを支援する政治家らが、直ちにこれらの犯罪に対する責任を問われないとしたら、 彼らは今後も、大量破壊兵器による戦争という極限のリスクを伴う国際的危機にまで情勢をエスカレートさせ続けます。
この重大な歴史的状況の中で、私は、これらの人道に対する罪、 戦争と侵略の罪、並びにジェノサイドの罪に対し、国際刑事裁判所の検察官の注意を喚起し、さらなる犯罪と世界戦争という究極的破壊を阻止すべく即時的措置を取るよう要請するものです。
 また、これらの犯罪に苦しむ人々や、これらの犯罪を終わらせたいと願うすべての個人、および各国政府、企業並びに組織は、世界のどこからであれ、この訴訟に加わって下さるよう要請するものです。

罪状

この訴状で述べる罪状は、主に次の犯罪の2 分野に関するものです:
. 製薬業界の「疾病ビジネス」によって犯されたジェノサイドの罪、及び人道に対する罪を含む諸犯罪
. 戦争・攻撃の罪、及び人道に対する罪を含む、2003 年の対イラク戦争及び世界戦争への国際情勢悪化に関する諸犯罪
これら2 分野の犯罪は、同一の企業投資グループ及びそれを支援する政治家によって、その利益のために犯された犯罪であるため、互いに直接的な繋がりを持っています。被告らは、全人類に対してなされた極めて重大な罪を問われており、従って、国際的訴追の原則に該当します。

1. 製薬企業の「疾病ビジネス」に関連して行われた犯罪

1.1. ジェノサイドの罪
被告らは、ジェノサイドの罪により有罪であり、ICC 条約第6 条による訴追に該当する。これには以下のような特定の犯罪が含まれる:
1.1.1. 殺害によるジェノサイド ( 第6 条a)
1.1.2. 重大な身体的または精神的害悪を加えることによるジェノサイド
(第6 条b)
1.2.3. 身体の破壊をもたらすことを意図した集団生活をことさらに押しつけることによるジェノサイド ( 第6 条c)

●1.2. 人道に対する罪

被告らは、ジェノサイドの罪で有罪であり、ICC
条約第7 条による訴追に該
当する。これには以下のような特定の犯罪が含まれる:

1.2.1. 人道に対する罪としての殺人 ( 第7 条a)
1.2.2. 人道に対する罪としてのせん滅 (第7 条b)
1.2.3. 人道に対する罪としての奴隷化 (第7 条c)
1.2.4. 人道に対する罪としての身体の自由の著しい剥奪
(第7 条e)
1.2.5. 人道に対する罪としてのその他の非人間的な行為
(第7 条k)


製薬業界の「疾病ビジネス」に関する嫌疑についての立証の概要(嫌疑1.1.
- 1.2.)

1. 被告らは、高血圧、心不全、糖尿病及びその合併症、ガン、AIDS 等の感染性疾患、骨粗鬆症といった現代において極めて多く見受けられ、自然的手段によって広範に予防可能であると認識されている諸疾病を、意図的かつ組織的に存続させています。被告らは意図的に何億人もの人類を苦しめ、その死を徒らに早めています。
2. 被告らは、特許の保護を受けない自然療法の利点を述べた人命に関わる情報が普及するのを阻止し、妨害する方法によって、組織的かつ意図的に循環器系疾患、ガンなどの疾病の根絶を妨げています。これにより被告らは、意図的に今後も何億人もの人類を苦しめ、その死を徒らに早めようとしています。
3. 被告らは、短期的な対症的病勢軽減はできても、長期的には有害な副作用を起こすことが知られている製薬品を製造、販売して、意図的かつ組織的に既存の疾病を拡大し、新たな疾病を創出しています。これにより被告らは、意図的に今後も何億人もの人類を苦しめ、その死を徒らに早めようとしています。
以上に関する詳細は、後の「証拠」のセクションで述べます。

2. 対イラク戦争と現在の国際的危機に関連して行われた特定の犯罪

●2.1. ジェノサイドの罪

被告らは、ジェノサイドの罪で有罪であり、ICC 規約第6 条による訴追に該当する。この条約のもとでのジェノサイドとは、国民・民族・種族・宗派の
全体的もしくは部分的な破壊を意図して行われる、下記の行為を指す。ジェノサイドには、以下に挙げる様な特定の犯罪が含まれる:
2.1.1. 殺害によるジェノサイド (第6 条a)
2.1.2. 重大な身体的または精神的害悪を加えることによるジェノサイド
(第6 条b)
2.1.3. 身体の破壊をもたらすことを意図した集団生活をことさらに押しつけることによるジェノサイド (第6 条c)

2.2. 人道に対する罪
ローマ規約第7 条のもとでの人道に対する罪とは、攻撃の認識を持って、民間人に対して広く又は組織的に攻撃を向ける行為の一環として行われる、下記の行為を指す。人道に対する罪には、以下に挙げる様な特定の犯罪が含まれる:

2.2.1. 人道に対する罪としての殺人 ( 第7 条a)
2.2.2. 人道に対する罪としてのせん滅 (第7 条b)
2.2.3. 人道に対する罪としての奴隷化 (第7 条c)
2.2.4. 人道に対する罪としての住民の追放または強制移転
(第7 条d)
2.2.5. 人道に対する罪としての投獄または身体の自由の著しい剥奪
( 第7 条e)
2.2.6. 人道に対する罪としてのその他の非人間的な行為、
及び、それに類
する意図的な身体・精神・健康への重大な苦痛や傷害を引き起こす
行為 (第7 条k)

●2.3. 戦争犯罪

ローマ規約第8 条では、戦争犯罪とは、1494 年8 月12 日のジュネーブ条約に対する重大な違反を意味する(戦争捕虜の処遇に関するジュネーブ条約、戦時の民間人保護に関するジュネーブ条約)。従って、ローマ規約のもとでは、戦争犯罪には以下に挙げる様な特定の犯罪が含まれる:
2.3.1. 戦争犯罪としての 故意による殺害 (第8条(2)(a)(i))
2.3.2. 戦争犯罪としての拷問 (第8条(2)(a)(ii) -1)
2.3.3. 戦争犯罪としての非人道的な取扱い (第8条(2)(a)(ii) -2)
2.3.4. 戦争犯罪としての生物学的実験 (第8条(2)(a)(ii) -3)
2.3.5. 戦争犯罪としての故意によって重大な苦痛を引き起こすこと
(第8条(2)(a)(iii))
2.3.6. 戦争犯罪としての財産の破壊または領得 (第8条(2)(a)(iv))
2.3.7. 戦争犯罪としての公正な裁判の否定 (第8条(2)(a)(vi))
2.3.8. 戦争犯罪としての違法な追放または移送 (第8条(2) (a)(vii) -1)
2.3.9. 戦争犯罪としての 違法な監禁 (第8条(2)(a)(vii) -2)
2.3.10. 戦争犯罪としての人質にとること (第8条(2)(a)(viii))
2.3.11. 戦争犯罪としての 民間人攻撃 (第8条(2)(b)(i))
2.3.12. 戦争犯罪としての民間人の物への攻撃 (第8条(2)(b)(ii))
2.3.13. 戦争犯罪としての過剰で付随的な死、負傷、または損害
(第8条(2)(b)(iv))
2.3.14. 戦争犯罪としての無防備な場所への攻撃 (第8条(2)(b)(v))
2.3.15. 戦争犯罪としての降伏した戦闘員の殺害または傷害 (第8条(2)(b)(vi))
2.3.16. 戦争犯罪としての切断 (第8条(2)(b)(x) -1)
2.3.17. 戦争犯罪としての敵側の財産の破壊または押収 (第8条(2)(b)(xiii))
2.3.18. 戦争犯罪としての敵側国民の権利の剥奪 (第8条(2)(b)(xiiv))
2.3.19. 戦争犯罪としての毒または毒性のある兵器の使用 (第8条(2)(b)(xvii))
2.3.20. 戦争犯罪としての禁止された弾丸の使用 (第8条(2)(b)(xix))
2.3.21. 戦争犯罪としての人格の尊厳の侵害 (第8条(2)(b)(xxi))
2.3.22. 戦争犯罪としての戦闘手段としての飢餓 (第8条(2)(b)(xxv))
2.3.23. 戦争犯罪としての 殺人 (第8条(2)(c)(i) -1)
2.3.24. 戦争犯罪としての虐待 (第8条(2)(c)(i) -3)


対イラク侵略戦争及び現在の国際的危機に関する嫌疑についての立証の概要
(嫌疑2.1.1 - 2.3.24)

1. 被告らは、国際法による承認なくイラクに対する侵略戦争を開始した。
2. 被告らは、心理戦及び現実の軍事行動を含む国際的危機状況を意図的に悪化させている。この情勢悪化の目的は、(広範な保護主義的法律の施行を含む)地球規模での市民的権利の放棄を許容するような世界的非常事態を創り出すことにある。「世界規模での対テロ戦争」「大量破壊兵器拡大の阻止」という偽りの口実のもとに行われたイラクへの侵略戦争は、その戦略の一環である。
3. 被告らはイラクへの侵略戦争中、イラク国民に対し、ジェノサイド、殺害、切断など、重大な肉体的・精神的危害を加える犯罪を意図的に犯した。

4. 被告らは、この侵略戦争中及び戦後、公共及び民間の財産を破壊・奪取する犯罪を意図的に犯した。イラクは、世界第二の石油資源保有国であるが、この資源は、被告らの私的利得のために奪い取られつつある。
以上に関する詳細は後の「証拠」のセクションで述べます。

この訴状をめぐる歴史上の先例

製薬/石油化学カルテルIG ファルベンの経営陣に対するニュールンベルク戦争裁判 ニュールンベルク戦争裁判
今から50 年以上前、世界大戦前に欧州最大の製薬/石油化学カルテルであったIG ファルベン社の経営陣に対し、ニュールンベルクで戦争裁判が開かれました。ニュールンベルク戦争裁判では第二次世界大戦の戦争責任者の罪が裁かれましたが、これは戦争犯罪に対する国際的訴追の先例となり、ひいてはデン・ハーグ国際裁判所の設立の礎となりました。
今ではあまり知られていませんが、ニュールンベルク戦争裁判で有罪宣告されたのは政治的・軍事的指導者だけではありせんでした。ヒットラーを政権の座につけた企業の経営陣も裁かれたのです。IG ファルベンの経営陣及び管理職24 人もこの戦争裁判で告発されました。米国の主席検察官テルフォード・テイラーはその冒頭陳述で次のように述べています:「この起訴では、人類の歴史で最も悲惨かつ壊滅的な戦争をもたらした責任により、彼らを告発する。ここでは彼らが行った広範にわたる奴隷化、収奪、殺害が告発の対象となる。これらは恐るべき罪である。」
またさらに、「戦争犯罪の主犯は、ナチスの狂信者らでなく、ここで告発された企業経営者らである。もし彼らの犯罪が白日の下に曝されることなく、処罰されずに済むのであれば、彼らはいずれヒットラーが犯した犯罪よりも大きな犯罪を犯すことになるだろう。」

1947 年にIG ファルベンの経営者らに下された主な罪状は次のようなもので
あった:


. 罪状1: 侵略戦争を計画・実行して他国を征服し、その結果、世界中に前代未聞の破壊、数百万人の死、さらに数百万人の長期にわたる苦痛を引き起こした。
. 罪状2: 占領した諸国に対する恒久的な経済的支配を目的として、同国の公的及び私的財産に対し、国外移送、収奪、掠奪など重大な犯罪を行った。
. 罪状3: 何百万人もの人々を奴隷化、虐待、暴圧、拷問・殺害した。

それから約半世紀が経過した今、この訴状の中の述べられた罪状は極めて似通っています:
. 国際的テロと大量破壊兵器拡大の阻止を口実とするイラク侵略戦争を計画・実行し、その結果、同国の広い領域を荒廃させ、数千人の死亡と数十万人の負傷をもたらした。
. 国際情勢を悪化させることにより、経済的勢力及び支配力を世界全体に確立させるため、公的・私的財産を収奪・椋奪した。この侵略戦争に対抗する側に、被告らは意図的に核兵器・化学兵器・生物兵器を含む大量破壊兵器の使用を誘導していた。
. 殺害、重大な身体的危害、身体的破壊をもたらす状態を引き起こすことによるジェノサイドと、人道に対する罪としての殺人、及びその他の非人間的行為。

犯罪の証拠

この訴状で述べられる罪状に関する証拠もまた、犯罪の2 つの主要領域に関わっています: b・
. 製薬企業の「疾病ビジネス」に関連して行われたジェノサイド及び人道に
対する罪の証拠。
. 対イラク戦争及び世界戦争に至る国際情勢悪化に関連して行われた戦争犯罪及び人道に対する罪の証拠。

1. 製薬企業の「疾病ビジネス」に関連して行われたジェノサイド及び人道に対する罪の証拠
被告らが意図的に疾病の維持・拡大を図り、故意に新規の疾病を引き起こすと共に、既に一つの適応で登録された薬を可能な限り他の適応にも使用拡大している具体的証拠を提示します。
この目的を達成するため、被告らは地球規模でこの詐欺的な事業計画を戦略的に計画・策定・実施・組織しましたが、そのスケールは人類の歴史においても比類ない経済的規模を有しています。

1.1. 疾患の意図的拡大
現在、極めて多く見られる疾病が、実際は効果的に予防し広範に排除できて数百万人の人命が助かるにも関わらず、被告らにより意図的に維持・拡大されている点に関し、以下に具体的証拠を提示します。

1.1.1. 冠状動脈疾患
冠状動脈疾患と心臓発作は動脈壁の構造的虚弱化及び機能障害であり、(壊血病の場合と同様)長期的なビタミンやその他の必須栄養素不足の結果として起こります。
これに対し、循環器系疾患の予防と治療に対する製薬企業のアプローチは、意図的にこの病因を無視しており、むしろ血中コレステロール値の低下といった対症的治療を中心としています。
自らの市場となっている疾患が治癒するのを意図的に避ける一方で、こうした製薬品の副作用で新たな疾患が生じています。被告らのこの様な意図的犯罪の結果、循環器系疾患で亡くなる人数に関して世界的に統計をとってみれば、毎年1200 万人を超える人数となります。

1.1.2. 高血圧症
高血圧症の主たる病因は、動脈の平滑筋細胞に必須栄養素が欠乏しているため、動脈の直径が狭まって血圧が上昇し、動脈壁の緊張が高まるためです。特許の保護を受けない、特にアミノ酸アルギニンやマグネシウムといった微量栄養素の効果について実証した臨床研究は多々あります。これら微量栄養素は、無数の血管壁細胞における欠乏状態を是正し、血管壁の緊張を緩め、血管の直径を拡大し、高血圧を正常な状態に戻します。
高血圧症の治療用に販売されている製薬品は、意図的に対症療法を中心としています。例えば、βブロッカーは心拍数を低下させ、利尿剤は血液量を減少させます。これら製薬品は意図的に高血圧症の主因である血管壁
「痙縮(スパスム)」の是正を避けています。この様に疾患が治癒するのを意図的に避ける一方で、こうした製薬品は長期使用による副作用を持ち、新たな疾患を数多く生み出す可能性を持っています。そして、その新たな疾患は、被告らにとって新たな市場となるわけです。
世界的に見て、数億人の高血圧症患者が、被告らのこうした行為の直接的影響を被って疾病の治癒ができない状態となっており、高血圧症による死亡数は日々高まりつつあります。

1.1.3. 心不全
心不全の主たる病因は、細胞の生体触媒である特定のビタミン、ミネラル、カルニチン、助酵素Q10 や、無数の心筋細胞への生体運搬物質が欠乏していることです。これによって、心臓の駆出機能が障害され、体内に水分が貯留されます。
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これに対し、製薬企業の心不全に対する治療は、意図的にこの真実を無視し、対症療法を中心としています。心不全薬として市販されている利尿剤は体内に貯留された水分を排出するのみならず、ビタミン、ミネラル、その他水溶性の生体エネルギー運搬物質をも排出してしまいます。従って、心不全薬として売られている製薬品が、実際にはこの疾病を悪化させており、いったん利尿剤が処方され始めた患者で余命が縮まる原因となっています。
この様に疾患が治癒するのを意図的に避ける一方で、こうした製薬製品は体内から必須栄養素を流出させ、この疾病の本来の病因を悪化させています。被告らのこうした行為の直接的結果として、世界的に見て、1 億人以上の心不全患者が治癒しないままとなっており、徒らに死期を早めています。

●1.1.4. 不整脈

不整脈の主な病因は、微量栄養素、ビタミン、ユビキノン、その他、無数の電気的心筋細胞への生体エネルギー運搬物質の欠乏です。このため、通常の心拍に必要な電気的信号を生み出したり、伝達したりする機能が障害されるのです。最近のダブルブラインド型プラセボ対照臨床試験では、微量栄養素の治療的使用が不整脈のベースにある健康状態を改善するのに効果的で安全かつ安価な手段であることが、明白に実証されました。
これに対し、製薬企業が取っている不整脈治療のアプローチは、意図的のこの事実を無視しており、対症療法を中心としています。不整脈治療用に販売している抗不整脈剤は不整脈を往々にして悪化させ、心停止を引き起こし、死期を早めることすらあります。
10 年前、トマス・モアがその著作「Deadly Medicine」で実証したように、米国で新しい薬効群の抗不整脈剤が一つできただけで、ベトナム戦争におけるアメリカ人死傷者数を超える被害が生まれたのでした。世界的に見て、被告らの行為の直接的結果として1 億人以上の不整脈患者が疾病の治癒しない状態におかれており、その死者の数は日々上昇しています。

1.1.5. ガン
最近までガンは「死の宣告」であると考えられていました。しかし、近年の自然健康法や細胞医学の発達により、この状況は根本的に変わりました。
しかし、この疾病に関しても、極めて利益の多い市場である「ガンという疾病」を温存できる効果の乏しい製薬品を売る被告らによって、特許の保護を受けない治療法に関する医学的研究は意図的に無視されています。被告らがガンに関して犯してきた犯罪の並はずれた重大さに鑑み、以下で、より詳細に論じたいと考えます。
全てのガンが同一のメカニズム、即ちコラーゲン消化酵素(コラゲナーゼ、メタロプロテイナーゼ)の作用で広がることは科学的な事実です。自然物質アミノ酸リシンの治療的使用(特に、特許の保護を受けないその他の微量栄養素との併用)により、これらの酵素をブロックし、ガン細胞の拡大を阻害することができるのです。乳ガン、前立腺ガン、肺ガン、皮膚ガン、
フィブロブラストーマ、滑膜ガンなど、これまでに調査された全てのタイプのガンが、この治療アプローチで奏功しています。
この医学上の画期的発見が、世界中でさらに深く調査されることなく、ガン患者の治療にも利用されていない唯一の理由は、これらの物質が特許の保護を受けない物質であり、利益マージンの低い物質であるからです。結局、それより重要なことは、ある疾患を根絶させるような効果的治療法は何であれ、製薬品の数兆ドル市場の破壊に繋がるという事実です。
中でもガン患者に対する製薬品市場は、特に詐欺的かつ悪質なものです。
「化学療法」という謳い文句のもとで患者を治療するふりを装いつつ、その実マスタードガスの派生物すら含む毒性物質を患者に使用しています。
こうした毒性物質が体内の無数の健康な細胞をも破壊してしまう事実は、巧妙に隠されています。

この様な事実を十分承知の上で、彼らは次のような結果を意図的に考慮に入れていたのです: 第一に、ガンを世界的な疫病として今後も温存し、数兆ドルの疾病ビジネスを存続させる経済的基盤とすること。第二に、「化学療法」という形態で組織的に毒性のある薬を使用させることにより、これを処方されたガン患者に新種の疾病が引き起こすこと。
この戦略の結果、(感染症、炎症、出血、臓器不全をなど)これらの薬の副作用を治療する製薬品マーケットは、化学療法薬の市場以上の拡大を遂げました。この様に、被告らはただ一つの目的「金銭的利得」のために、組織的な詐欺計画を実施して、何億人ものガン患者を苦しめてきました。

●1.1.6. AIDS 及びその他の感染症

同様に、人類の歴史において最も恐ろしい疾病AIDS の治療についても、詐欺的計画が実行されました。すでに10 年以上も前、ビタミンC がHIVウィルスの増殖を99%以上も低減できるという事実は、学術的研究によって示されていました。被告らは、この事実を10 年以上も知っていたのです。
しかし、特許によって保護されない、この安全かつ安価な治療法を意図的に無視し、遠回りして、被告らはAIDS に対する特許薬を開発しました。この薬には激しい副作用があり、(法外な特許使用料ゆえに)この地球上の人類の大半には購入できない薬となっています。こうして、その犯罪的な事業計画の実施により、被告らはアフリカ、南米、アジアをはじめ、世界各地の何億人という人々の生命を危険にさらし、死に至らしめる犯罪を犯しています。

同じように、感染症に関しても、彼らは「感染症に対する免疫を高める唯一重要な方法は、B6, B12, 葉酸及びその他の特定の必須栄養素を最適量摂取することである」という情報を締め出して来ました。このような細胞代謝の生体触媒物質が、感染に対する人体最大の武器である白血球の生産を増大することは、科学的な事実です。製薬業界はこの情報を特に開発途上国の何億人という大人や子供たちから組織的に隠蔽して、これらの地域に住む数知れない人々の生命を危険にさらしています。被告らは全員、同地域の人々の殆どが製薬品による治療手段を購入することができず、従って、死ぬ以外にないことを承知しています。
感染症の予防・治療上、この生命に関わる、特許の保護を受けない自然療法についての情報を与えないことは、何百万人もの人々を死に至らしめるのみならず、多くの開発途上国の経済を破滅に導く事態を招きます。その直接的結果として、すでに現在の世界経済に存在するアンバランスが甚だしく悪化することになるのです。これらの国々は、負け戦をするしかない立場に意図的に追い込まれているわけです。

● 1.1.7. その他の疾患

同様に、その他の変性疾患、炎症性疾患、感染性疾患など、現在ごく一般的に見られる疾患の多くも、被告らがそれを温存して自らの「疾病ビジネス」の市場とする決定を下したがゆえに、いまだ医療問題として存続しているわけです。

●1.2. 被告の犯罪的なマーケティング計画に関する証拠


1.2.1 製薬品の市場拡大を目指した意図的な疾病拡大と新しい疾病の創生 被告らの市場を拡大するために、その副作用が知られているにも関わらず、以下のような一連の薬が意図的に製造・販売されました。被告らは既存の疾病と闘う見せかけの下で、犯罪的にも新たな疾病を意図的に創り出しています。なお、副作用による新たな疾病が表面化するのは何年も経ってからであるという事実は、この詐欺的計画にとってさらに都合の良い隠れ蓑となっています:
コレステロール降下剤:特にスタチン及びフィブレートは「循環器系疾患の予防」という見せかけの下で大量に販売されています。これらの薬は現在、世界で数百万人の患者に投与されている用量でガンを誘発することが知られています。
化学療法薬 は、ガンの治療薬ということで流通しています。しかし、実際にはこうした薬は重大な副作用を引き起こします。その中でも極めて多いのは、新しいガンを発症させる副作用です。化学療法をめぐる犯罪的なマーケティング計画全体が機能するのは、ひとえに被告らがガンを「死の宣告」として演出しているからです。こうした状況があるため、化学療法を処方された患者の命がほんの2~3 ヶ月延びただけで、被告らはこれをサクセス・ストーリーとして喧伝できるのです。
アスピリンは「心臓発作と脳卒中を予防する」という偽りの口実のもとに大量に流通しています。しかし、この薬を長期にわたって使用すれば、コラーゲンが破壊され、そのため徐々に心臓発作や脳卒中のリスクが高まり、さらに、胃潰瘍や消化管出血といった別の疾病が引き起こされることが知られています。

 抗炎症剤は、関節炎のような疼痛や炎症を治療するのに使用されています。
しかし、こうした薬の多くは関節などの結合組織を破壊するのです。こうした薬を長期使用すれば、健康障害は改善せずに悪化します。
カルシウム拮抗剤は、「高血圧を治療し、心臓発作を防ぐ薬」という偽りのもとで大量に流通しています。しかし、この薬を長期使用すれば、心臓発作、脳卒中などの疾患の増加を招くことが分かっています。
エストロゲン及びその他のホルモン薬は、「骨粗鬆症と心臓疾患の防止」という見せかけのもとで大量に出回っています。しかし、この薬を長期使用すれば、これを処方されている女性患者の30%以上にガンを発症することが知られています。この薬で発症するガンで特に多いのは、乳ガンや子宮ガンといったホルモン依存性のガンです。
 精神安定剤及び抗うつ: 被告らによる組織的な市場拡大のもう一つのメカニズムとして、薬の売上げを伸ばすために意図的に薬物依存を創り出す方法が挙げられます。ジアゼパム(「バリウム」)の様に広く使用されている薬も含め、精神安定剤や抗うつ剤の多くが依存症や薬物中毒を引き起こす薬であることが知られています。こうした中毒性のある薬を世界的に販売拡大するために、被告らは直接的に一般大衆に向けた総見開きの広告で、この様な薬を褒め上げてすらいます。
その他の薬: 製薬投資ビジネスにとって特許薬であることは前提条件であるため、必然的に一般の製薬品は合成薬ということになり、人体に対する毒性を有しています。殆ど全ての薬に関して、先に述べたような詐欺的な事業原則、即ち「短期的に症状を緩和しつつ、一方では薬害を引き起こし、徐々に新たな製薬品市場の基盤である新疾病を創り出す」やり方が当てはまるのです。

●1.2. 新たな疾病への製薬品市場の拡大

被告らは、以前は他の疾患向けに勧めていた自社の製品を新たに勧めることができるような新しい健康障害を意図的に創り出すことにより、自らの既存の製薬市場を拡大するという方法で犯罪を実行してきました。その第一の証拠として、以下の例を述べます:

頭痛薬は、今では心臓疾患を防ぐと言われています。アスピリンは、最初は頭痛薬・鎮痛剤として開発されましたが、現在は、被告らにより長期使用に向く薬として大量に販売され、推奨されています。被告らは同薬を心臓疾患やその他の重篤な健康障害の予防と治療に有効な製品と称して、健康人にすら使用を勧めています。

抗生剤は冠状動脈疾患に効くと言われています。抗生剤の世界市場を拡大するために、被告らは心臓発作における「バクテリア理論」なるものをでっち上げ、世界的規模で広めています。クラミジア菌やその他のバクテリアが実際にアテローム硬化症や心臓発作を引き起こすという臨床的証拠は存在しないのですが、被告らは犯罪的にも「心臓発作の予防」という偽りのもとで、健康人にまで抗生剤を広く使用するように勧めています。

上記は、他の疾病にまで自社製品の使用を組織的に拡大しようとする被告らのやり口のほんの数例に過ぎません。実際、このマーケティング戦略は、例外ではなく、原則なのです。やがて調査が進むにつれ、この方面で被告らが犯した犯罪のリストは更新され、完全なリストができるはずです。

1.4. これらの犯罪を容易にする意図を持って、社会の様々な分野への組織的浸透を果たした点に関わる犯罪 被告らは、自らの「疾病ビジネス」やその他の犯罪を行うのに都合のよい財政その他の依存状態を作り上げる目的で、世界の大半の国々の保健医療分野に組織的かつ意図的に浸透していきました。開発研究といっても、その主たる目的は、効果的、安全・安価な疾病の治療法を見つけることではなく、製品メーカーにとって最大の疾病市場を画定し、その市場で最も高い利益を上げることが目的となっています。過去数十年にわたり、この・戦略の一環として、被告らは医学部の医師養成プログラムから、特許の保護を受けない効果Iな自然療法に関する知識を組織的に排除しています。
 彼らは、こうした自然療法の生命に関わるほど重大な医療的メリットをほとんど全く知らない医師世代を、故意に養成させているのです。同時に、医学部での治療に関する教育は、新たに造られた「薬理学科」なる学科に取って代わられました。こうして、この数十年で医学部を卒業した医師の世代は、実質的に製薬業界の「疾病ビジネス」に貢献する販売員として養成されています。この戦略を隠蔽するため、特許薬は「科学的な薬」として演出されており、それどころか「倫理的な薬」というお墨付きまで与えられています。これに対し、特許薬でない自然療法は「非科学的な薬」としてその信用を貶められています。
同様に、被告らは、自らの犯罪行為を隠匿し、「疾病ビジネス」をはじめ様々な犯罪を行いやすくするため、組織的かつ意図的に世界中のマスメディアに浸透し、財政その他の依存状態を作り上げて、詐欺的な虚偽の情報を広めています。

被告らは、自らの効果や安全性に乏しく、儲けの多い製薬品の売上げを拡大するために、意図的かつ組織的に大多数の国の立法・行政制度を悪用して、法案を通過させ、法規を定立させ、販売促進の手段を講じて来ました。
 被告らは、その政治的影響力を濫用して、「医療保健」を始め、様々な公的・私的保健医療基金の名目のもとに、数兆ドルが彼らに渡るような立法措置を強要しています。この詐欺まがいの「疾病ビジネス」推進により、被告らはこれだけの資金を、効果に乏しく有害な薬物療法の代金として、世界中の個人、法人、政府から取り上げているわけです。こうして被告らは、無数の人々を苦しめ、その寿命を縮めつつ、製薬業界に法外な利潤をもたらしています。

被告らは、欧州議会、国連組織、世界保健機構(WHO)、食糧農業機構(FAO)、各国の政治機構及び国際的政治機構といった、様々な地域的・国際的組織)に意図的かつ組織的に浸透して、その影響力を濫用し、人道に対する罪を犯しています。

1.5. 特許の保護を受けない効果的な保健医療手段を組織的に妨害した点に関わる犯罪

その巧妙に作り上げた投機的な「疾病ビジネス」を保護するために、 被告らは、世界の人々が特許の保護を受けない自然療法に触れる機会を組織的に排除しようと試みました。この目標を達成するために、被告らは複数の戦略的手段を講じています:

1. 生命に関わるほど重要な特許対象外の自然療法に関する情報を与えない: 被告らは意図的かつ組織的に何百万人もの人々から「人体は自分自身でビタミンC(アスコルビン酸)を生産できない」という基本的な健康情報を遮断し、アクセスさせないようにしてきました。この知識が欠けているため、人類のほぼ全員が、ビタミンC 欠乏症に陥っており、循環器系疾患をはじめ様々な疾病にかかりやすくなっています。同様に、被告らは、組織的かつ意図的に何百万人もの人々から「人体は天然のアミノ酸リシンを生産できない」という基本的な健康情報を遮断し、アクセスさせないようにしてきました。この知識が欠けているため、人類のほぼ全員がアミノ酸リシン欠乏症に陥っており、ガンを始め、様々な疾病にかかりやすくなっています。この様に、被告は、故意に無用の苦しみを無数の人々に引き起こし、その寿命を縮めています。
2. 公けの場で特許対象外の自然療法の信用を貶める: 被告らは、特許薬を基盤とする自らの「疾病ビジネス」を保護・拡大し、種々の犯罪を行う目的で、誤解を引き起こす虚偽のねつ造情報を広め、意図的かつ組織的に大衆を欺き、 特許対象外の自然療法の信用を貶めています。この様に、被告は、故意に無用の苦しみを無数の人々に引き起こし、その寿命を縮めています。

3. 特許対象外の自然療法に関する保健医療情報の普及を法律で禁ずる: 被告らは、意図的にその政治的影響力を濫用し、各国及び国際的に、特許対象外の自然療法を用いた予防・治療に関する保健医療情報の普及を基本的に禁ずる法律を施行させようとしています。同時にこの立法では、これら自然で安全な療法に対し、恣意的に低く設定した「許容最大値」を設けようとしていますが、これは自然療法を「自然的治療手段」として利用する可能性の排除を意図した一手段だと言えます。被告らは国連の「コーデックス委員会(Codex Alimentarius Commission)」の権威を悪用し、国連の全加盟国、すなわち、世界中の国々にこの様な法律を作らせようとしているのです。

1.5.5. しかし、今では製薬業界の「疾病ビジネス」を保護しようとする全ての平和的努力は失敗し、被告らは別の戦略に訴えています。彼らは、保護主義的な法律を地球規模で即時的に施行させることができるような心理的・法的前提条件を創り出し、ここで告発を受けている「疾病ビジネス」やその他の犯罪行為を今後も確実に続けられるよう、国際的危機情勢を意図的に悪化させていますが、戦争もその手段の一つです。

2. 対イラク侵略戦争に関連して行われたジェノサイド、戦争犯罪、人道に対する罪の証拠

被告らは、大量破壊兵器の使用を含む戦争を誘発する侵略戦争も含め、国際的危機を意図的に悪化させるという犯罪を犯しています。
被告らは、この国際的危機というシナリオを補強するために、「9 月11日の悲劇」を常に悪用していますが、結局のところ、彼らはこの事件を侵略戦争正当化のために利用しているのです。
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被告らは、この悲劇の心理的要素を最大限に利用する一方で、実際の9 月11 日事件の真相と背景を究明する公式の調査は行わせていません。1 年以上に渡って、独立した調査委員会の設置を阻んできたのは、ホワイトハウス自身でした。
この様に、この悲劇の真相は一般大衆には完全に明かされていないにも関わらず、9 月11 日の悲劇は、それ以降、国際情勢悪化を正当化する口実として利用されているのです。
9 月11 日の悲劇について何ら説得力のある証拠を開示できていないにも関わらず、被告らはこの悲劇を、アフガニスタンを占領する目的で利用しました。軍隊によるアフガニスタン占領の後から、経済的利得を目的とする被告らによる同国の収奪が始まりました。
同じやり方で、被告らはこの口実を次の国イラクを占領する目的にも利用しました。「大量破壊兵器拡大を阻止する」という見せかけのもと、被告らは国際社会を強制的に対イラク侵略戦争へ導こうとしたのです。
国連安全保障委員会の過半数、国連加盟国の圧倒的過半数、そして、圧倒的な世界世論がこの戦争に異を唱えたのにも関わらず、被告らは攻撃を開始しました。
被告らが計画し、開始し、指揮した戦争は、いかなる国際的承認をも得ていない戦争であり、従って、戦争犯罪及び人道に対する罪に該当します。
仮に被告がこの罪によって裁かれることがないとしたら、人類を滅亡から守るために第二次世界大戦後に設けられた国際法の制度全体が、崩壊することになります。
国際社会の承認が得られない状況の中で、被告らがこの犯罪行為を正当化するために残された唯一の道は、「イラクの大量破壊兵器捜索」という口実をでっち上げることでした。今では、世界中の人間が、これも欺瞞の一つであったことを知っています。

対イラク侵略戦争中、兵士も民間人も含む数万人のイラク国民が殺害されました。国際的な承認の無い戦争中にこれだけの規模の人間を殺害した行為は、ジェノサイドの罪に該当します。
さらに、数十万人の(子供も多く含まれる)罪のない人々が、被告らの犯罪的行為によって負傷し、四肢を失い、肉体的・心理的被害を被っています。
しかも被告らは、イラクの石油・天然資源を搾取して自らの繁栄を図る目的で、意図的かつ組織的にイラク国内の石油やその他の天然資源地帯を掌握しています。この犯罪を隠蔽するために、被告らは「石油資源の確保はイラク国民自身の利益と福利のためである」という虚偽の口実を広めています。
イラク占領及びこの侵略戦争における同国の資源の収奪により、被告らは敵国の財産の収奪及び押収という犯罪も犯しています。
被告らは組織的にこの危機的情勢を悪化させ、いわゆる「対テロ法」によって市民的権利に一層の制限を加えました。この犯罪を行うにあたり国民を欺く目的で、これらの法律には故意に「国土安全保障法」もしくは「パトリオット法」なる欺瞞的な名称が付けられています。これによって、被告らは、市民的権利の放棄に対する政治的な支援を強要しているのです。 この情勢悪化を組織的に作り上げる一方で、被告らは意図的にマスメディアの目を眩ませ、製薬カルテルの利便を図る保護主義的法律を導入する最初の一歩を踏み出しました。当時の米国議会にはほとんど気付かれること
なく、国土安全保障法の中には、製薬品メーカーの製造責任を免除する規定が挿入されています。
以上は被告によってなされた戦争犯罪と人道に対する罪、そして、こうした戦争犯罪をさらなる目的のために用立てる被告らの戦略の概略でしかありません。つまり「疾病ビジネス」を地球規模で補強するという、よりスケールの大きな犯罪を今後も続けられるようにすることが、彼らの目的なのです。

こうした戦争犯罪を今後調査するに際しては、被告らを裁くために利用可能なリソースは全て使用する必要があります。特に国連組織、国連の兵器査察団から出される資料、イラク側から出される戦争犯罪の記録、国際的資料など、利用できる資料は全て対象に含めるべきです。
世界中の人々がこのプロセスへの参加を要求しており、裁判の手続きを早めるために、こうした戦争犯罪に関する証拠資料提出に協力を申し出ています。

被告

本件の被告は、様々な国籍の企業人、軍人、政治家からなる以下の人物です:
1. ジョージ・ウォーカー・ブッシュ: 米国大統領。彼は製薬/石油化学カルテルの利害を執行する中心的な政治家です。この訴状に記載された対イラク戦争に関する戦争犯罪をはじめ諸犯罪の中心となった政治家でもあります。
2. アンソニー・チャールズ・リントン ( “トニー”) ブレア: 英国首相。この訴状に記載された諸犯罪の実行において、自ら先導し、執行すると共に、ジョージ・ブッシュの共犯者でもある政治家です。
3. リチャード・ブルース ( “ディック”) チェイニー: 米国副大統領。 彼はかつてテキサス州ダラスの石油関連企業はハリバートン社の経営最高責任者でした。イラク占領後、「イラク再建」の名のもとに、ハリバートン社はイラクに対する経済的収奪の主体となりました。
4. ドナルド・ラムズフェルド: 国防長官。彼は、現在ファルマシア社の一部であるサール社をはじめ、バイオテクノロジー及び製薬関連企業数社の経営最高責任者でした。過去数十年間にわたり、彼は製薬業界の「疾病ビジネス」の戦略策定者としての役割を果たしています。製薬業界からは数回の表彰を受けています。ジョージ W. ブッシュと共にドナルド・ラムズフェルドはイラクに対する侵略戦争の扇動者でした。
5. ジョン・アシュクロフト: 米国検事総長。彼は組織的立法の一つ、いわゆる
「国土安全保障法」の戦略的策定者であり、この法によって、米国における市民的権利を組織的に制限しています。彼は、製薬業界が米国内で行った犯罪に対し、基本的に罪を問わずに責任を免ずる保護主義的法律を成立させた人物です。
6. トム・リッジ: 国土安全保障省長官。被告らの非倫理的な「疾病ビジネス」を存続させるため、彼らの政治的・経済的支配を補強した犯罪、及び、米国における市民的権利の組織的制限に関連した犯罪において、ジョン・ アシュクロフトの共犯者です。
7. コンドレッサ・ライス: 米国大統領特別補佐官国家安全保障担当。彼女はかつて石油化学企業シェブロン社の役員であり、被告らの侵略戦争を促進する役割を果たしています。


製薬業界では、以下の企業を被告として告発します:

●1. ファイザー社: 経営最高責任者 Henry A. McKinnell(Ph.D.) 及びその他の
経営陣及び取締役会。

2. メルク社: 経営最高責任者Raymond V. Gilmartin 及びその他の経営陣及び
取締役会。
3. グラクソ・スミス・クライン社: 経営最高責任者Jean-Pierre Garnier(Dr.)
及びその他の経営陣及び取締役会。
4. ノバルティス社: 経営最高責任者Daniel Vasella(Dr.)及びその他の経営陣
及び取締役会。
5. アムジェン社: 経営最高責任者Kevin Sharer 及びその他の経営陣及び取締
役会。
6. アストラ・ゼネカ社: 経営最高責任者 Sir Tom McKillop 及びその他の経営
陣及び取締役会。
7. イーライ・リリー社: 経営最高責任者 Sidney Taurel 及びその他の経営陣及
び取締役会。
8. アボット社: 経営最高責任者 Miles D. White 及びその他の経営陣及び取締
役会。

9. 「疾病ビジネス」への投資継続・促進をはじめとする諸犯罪に関わっている
その他の製薬企業、その経営最高責任者と取締役会。

 

石油化学業界では、以下の企業及び経営陣を被告として告発します:

1. エクソン・モービル社 : 経営最高責任者 Lee R. Raymond 及びその他の経営陣及び取締役会。
2. ブリティシュ・ペトロル (BP): 経営最高責任者 The Lord Browne of Mad-ingley (FREng) 及びその他の経営陣及び取締役会。
3. シェブロン・テキサコ社: 経営最高責任者 David O’Reilly 及びその他の経営陣及び取締役会。
4. 対イラク侵略戦争による収奪・椋奪から利益を得ているその他の石油化学企業。

●これら多国籍企業の背後に存在する金融団体:

1. 犯罪行為により利益を得ているロックフェラー・ファイナンシャル・グループ及びロックフェラー家の成員。
2. これらの犯罪行為により経済的利益を得ているロスチャイルド・グループ及びその全成員。
3. これらの犯罪行為により経済的利益を得ているJP モルガン・グループ及びその全成員。
4. 米国、欧州、日本という世界の3 地域(「三極」という名称の由来)における
投資家グループの利害調整のために、デビッド・ロックフェラーによって設立された三極委員会及びその成員。この中には、これらの犯罪に荷担し、そこから利益を得た事実がつきとめられる個々の委員会メンバーも含まれる。
5. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから利益を得た事実がつきとめられる企業のロビイスト及び利益集団。
6. J.P. モルガン・チェイス銀行:経営最高責任者 William B. Harrison Jr.及びその他の経営陣及び取締役会。
7. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利
益を得た事実がつきとめられるその他の金融機関、その経営幹部、取締役会
及び株主。
8. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利益を得た事実がつきとめられる政治家及び国内・国外の政治団体。
9. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利益を得た事実がつきとめられる軍関係者。
10. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利益を得た事実がつきとめられる薬事医療行政官。
11. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利益を得た事実がつきとめられるマスメディア関係者。
12. 今後の調査の中で、これら諸犯罪への荷担の事実、又は、そこから経済的利益を得た事実がつきとめられる上記以外の個人又は組織又は団体。

●この訴状に適用される国際的規約

この訴状で述べた重大犯罪には、国際司法裁判所(ICJ)についてのローマ規約に加え、
以下の国際的規約及び宣言が適用される:
1. 国連憲章
2. 世界人権宣言(1948 年12 月8 日)
3. 人権に関するジュネーブ条約(1949 年8 月12 日)
4. 集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約(1951 年1 月12 日)
5. 戦争犯罪及び人道に対する罪に対する時効不適用に関する条約(1968 年)
6.戦争犯罪及び人道に対する罪による有罪者の捜索・逮捕・引渡し・処罰における国際協力の原則 (1973 年)

●被告に対する国際刑事裁判所の管轄権

被告らは、自らの行為を取り巻く全ての状況を知悉しながら、意図的かつ十分な知識を持って先述の犯罪を行いました。
ここで報告された犯罪は、全ての人類に対して犯された犯罪です。ハーグの国際刑事裁判所は、こうした緊急を要する問題に対処するために、国際法によって運営される裁判所です。
また、国際刑事裁判所は、第二次世界大戦とニュールンベルク裁判の後に設置され、
将来、再び悲劇(恐らく世界戦争)が訪れるのを阻止するという目標を持っています。

● 1. 公職者が起訴を受ける法的責任

国際刑事裁判所は被告等に判決と処罰の双方を言渡すことができます。
「本規程は、職務資格に基づく区別の如何を問わず、あらゆる人に平等に適用される。特に、国もしくは政府の長、政府もしくは議会の構成員、公選による代表または政府の職員の職務資格は、いかなる場合であっても、本規程における刑事責任を免除するものではなく、それ自体としては、量刑を減軽する理由とされるものではない。」(ICC 条約第27 条1 項).

「国内法または国際法における人の職務資格に付随する免責若しくは特別な手続上の規則は、同人に対する本裁判所の管轄権の行使を妨げるものではない。」 (ICC 条
約第27 条2 項)。

2. 刑事責任の除外
ICC 規約第31 条の刑事責任除外に関する規程に述べられたいかなる文言も、被告ら
の刑事責任除外を発動するものではありません。
被告らは、自らの行為の非合法性を十分に知悉の上で行動していました。従って、
これに反対する如何なる申立ても無効です。

同様に、被告が他諸国と見解上での「同盟関係」を形成して、遡及的に自らの犯罪
を正当化する試みも、全て無効です。

3. 米国政府の一員及び米国市民に対して処罰を与える権限

たとえ米国籍を持つ被告であっても、世界の他の90 ヶ国(国連加盟国の約半数)とは違い、米国がローマ規約の調印国でないからというだけの理由で、国際刑事裁判所による刑事訴追からの免除を主張することはできません。
被告らは、国際刑事裁判所が有する処罰の権限を回避する方法を、かなり以前から画策していました。しかしながら、そうした方法で被告らが国際刑事裁判所による裁判から免れることは出来ません。なぜなら、この国際刑事裁判所の裁判で裁かれるべき行為に関わる犯罪を実行しただけで、この規程のもとでの処罰を受ける法的責任が成立するからです。
 この場合、被告が加盟国である特定の国家に属する人であっても、関係ありません。
なぜなら、国際刑事裁判所は国家ではなく、自然人に対して裁判管轄権を有しているのであり、何人も、「個人として責任を問われ、処罰される責めを負う」からです。 (ICC 条約第25 条1 項及び2 項)。
ICC 条約は、米国政府が小国家を強制して双務的な「処罰免除同盟」を結ばせようとしている企てを無効としています。
さらに、国連安全保障理事会は、米国政府、つまり被告らの大半によって、国際刑事裁判所が自らに対する処置をとりうるか否かを決定することはできないし、また決定すべきでもない、という趣旨の採決を行いました。
 この様な採決が行われたのには十分な理由があります。もし、ニュールンベルク裁判で告発された当人が、自らニュールンベルク裁判の裁きを受ける必要があるか否か決めることができるとしたら、どんな事態になっていたかを考えて見れば分かります。
以上の理由で、被告らは、たとえアメリカ合衆国の市民であろうとも、国際刑事裁判所の処罰の権限に服する立場にあるのです。

最終アピール

本訴状の中で指摘した有効な根拠に基づき、指名された個人は、国際刑事裁判所により起訴されるべきであると考えます。
国際刑事裁判所検察官により、被告らの個別的責任に関して、調査を開始・継続して頂く必要があります。
このような調査は、私たち世界市民の側においても、引き続き活発に実施していく必要があります。

被告らは以下の理由により起訴されるべきであると考えます:
. 人の平和の権利を、事態を知悉しつつ意図的に蹂躙したこと;
. 人の生きる権利を、事態を知悉しつつ意図的に蹂躙したこと;
. 人の健康の権利を、事態を知悉しつつ意図的に蹂躙したこと。

この訴状は、被告に対する起訴手続が始まる時点まで、継続的に追加・修正を加えつつ更新して行きます。
この訴状では、人類史上最大の規模を持つ犯罪について述べました。被告に対する国際刑事裁判所の正式起訴手続が遅れるほど、この地上で、日々、何百万もの人々が自らの生命によってその代価を支払い、世界は次なる世界大戦へと近づきます。いささかの遅れも許されません。
ニュールンベルク戦争裁判で米国の主席検察官は、薬品/石油化学カルテルIG ファルベンの経営者について「もし彼らの犯罪が白日の下に曝されることなく、処罰されずに済むのであれば、彼らはいずれ、もっと大きな犯罪を犯すことになるだろう」と語りました。
この告発に対し、世界中の人々と政府からのご支援をお願いいたします。今こそ行動の時です。

2003 年6 月14 日、オランダのハーグ市にて

世界の人々のために

医学博士マティアス・ラス

Matthias Rath, M.D.,
Dr. Rath Health Foundation
Muzenstraat 89
2511 WB Den Haag
The Netherlands

「疾病ビジネス」を禁止しよう

1997年6月21日日曜日、ラス博士はドイツのケムニッツ市庁舎でプログラムに基づくスピーチを行いました。このスピーチの中で博士は、製薬企業がビタミンなど自然療法に関する健康情報を世界から排除する目的で作った国際的製薬企業カルテル「コーデックス国際食品規格委員会」のお先棒をドイツ政府が担いでいるのはなぜかを明らかにしました。

「人類の歴史の中で初めて、循環器系疾患をコントロールする突破口が開かれる時がやって来ました。今こそ、その時です。」これは世界的に提唱されている21世紀心臓病撲滅運動の宣言文の冒頭部です。

今日、私達は結集し、この目的に向かって大きく前進しようとしています。今日こそは、私達ケムニッツ市民と世界の人々が、私達の健康を犠牲にして巨万の利益を上げている人々のくびきから、自らを解き放つ日です。
私達は自分の健康と生命を守り、循環器系やその他の疾病による死亡の危険から自らを解放する決意を固めています。

数千年の有史時代を通じて、私達の祖先は夜空を見上げ、宇宙の有り様や、太陽・月・星の動きを司る法則とは何だろうかと自らに問いかけて来ました。
そうして得られたのが「地球は宇宙の中心であり、太陽は地球の周りを回っている。星は天穹に貼り付いている。」という結論だったのです。この結論は何千年にもわたって支持されていました。
太陽は日々西から昇り、東に沈むのですから、ギリシャの天文学者プトレミーが述べているように、これが宇宙を支配する法則であることに何の疑いも持たれなかったのです。

●突然、何もかも変わった

それは、このガリレオ・ガリレイの生涯と共に変わったのでした。ガリレオが1654年に生まれた時、太陽は地球の周りを回っていました。そして彼の死後、状況は逆転していました。地球が太陽の回りを回るようになったのです。
もちろん、惑星が彼の生涯の間にその軌道を変えたわけではありません。変わったのは人類の宇宙に対する見方でした。ガリレオ・ガリレイのこの発見によって、科学における中世は終わりを告げ、今日私達が知る近代が生まれたのです。

では、この画期的な発見はすぐに受け入れられたでしょうか? もちろん違います。ガリレオはその生涯にわたり、同時代の人々の反駁を受け、ローマ教会は彼を異端として破門しました。それから400年も経っていない今日、アメリカの宇宙船ボイジャーは太陽系全体を探索しました。
ガリレオが発見したことは全て確認されたのです。ボイジャーは私達の太陽系をあとにして宇宙の暗闇へと去っていく時、一度だけ振り返って私達の太陽系と地球を写した素晴らしい画像を送って来ました。
私達人類とその宇宙における役割について独自の視点をもたらすこの様な写真が撮られたのは、初めてのことでした。そこでは地球という惑星は、ほんの小さな一点だったです。

新しいものの見方は宇宙についてだけには限られません。中でも特に重要なのは薬に対する見方です。薬は何百万もの人々の命に直接影響するのですから。

●健康と生命のための大きな挑戦

ペスト、コレラ、天然痘など、歴史の中で人類を危機に陥れた疫病は数多くありました。今から400年前のヨーロッパでは、その人口の3分の1が疫病の犠牲となりました。こうした疫病の原因について当時の人々は良く知っていました。彼らにとって「疫病は人類の罪に対する天罰」だったのです。

100年前、全てが変わりました。フランスの化学者ルイ・パスツールが、伝染病は天罰ではなくバクテリアなどの微生物によって引き起こされることを発見したのです。パスツールのこの発見は、ワクチンや抗生剤が生まれる端緒となりました。この重要な発見はすぐに受け入れられたでしょうか? もちろん違います。同時代の人々や医学界はパスツールが医者でなく化学者であったために、彼を攻撃しました。致命的な天然痘を予防するために牛痘ワクチンが最初に使用された時、この処置はおおっぴらに嘲笑されました。19世紀の風刺画には、今しも牛痘ワクチンを受けて命びろいした人々の体が牛になって行く様子が描かれています。

哲学者アルトゥール・ショーペンハウアーはこの様に言いました: 「新たな思想と新たな真実は3つの段階を経て進む。まず最初はあざけられる。次は激しく反駁される。そして最後に自明の理として受け入れられるのである。」

●一般の人々が前進の力

次に述べることは大切なので理解して頂きたいと思います: それは、パスツールの発見を受け入れたのは学会関係者ではなく、ワクチンによって自分や子供達の生命を救えることに気付いた「あなた方のような」一般の人々だったという事実です。彼らは古いドグマには頓着しませんでした。あなた方のような一般の人々が医学の世界から中世を一掃したのです。世界保健機構が公けに天然痘絶滅宣言を出したのは、それからわずか100年後です。

20世紀には心臓発作・脳卒中・その他の循環器系の疾患が、主な死因として感染症に取って代わりました。全ての先進工業国では、循環器系疾患がかって疫病が占めていた比率にまで達しています。現在、男女2人に1人がこの種の疾患を患っており、その勢いはさらに世界中に広まりつつあります。
しかし、さらに驚くべきは、この地球上で行われた最大の調査によって、「心臓病や脳卒中は本来の意味での病気ではない」ことが疑う余地なく証明されているということです。こうした疾患は、むしろ長期にわたるビタミン不足の直接的結果であり、予防可能なのです。
この史上最大の調査を実施したのは、自然自身にほかなりません。この調査は何千世代にもわたり無数の被験者を対象として行われたのです。その中で調査対象となった一つの集団は、地上に生きる生物全ての99.9%を占める動物界全体でした。
そもそも動物は血管壁を安定させる大量のビタミンCを体内で生産できるため、心臓発作は起こさないのです。そして2番目の巨大被験者集団が60億人という現在の人類全体です。人類の場合、自分の体内でビタミンCを生産できず、食生活から十分なビタミンを殆ど摂取していないため、心臓発作や脳卒中がはびこっています。

しかし、この調査にまつわる一番意外な点は何と言っても、その事実を知っている人が殆どいないということでしょう。もう、この地球規模の調査結果が世界中に広まっても良い頃だとは思いませんか? この発見は、「地球が太陽の回りを回っている」と告げた400年前の発見よりも、人々にとって遙かに切実な問題だと思いませんか?

●循環器系疾患は初期の壊血病

これは私が新しい自著のタイトルを「なぜ動物は心臓発作を起こさず、人間は起こすのか」と名付けた理由でもあります。これに対する解答は、文字通りあなた方やその身近な人たち全てに関わるものです。この生命を救うインフォメーションをぜひとも広めて頂きたいと思います。

「なぜ動物が心臓発作を起こさないのか」は「循環器系疾患は初期の壊血病である」という言葉によって要約できます。左欄は、動物の血管壁がコラーゲンやエラスチンといった分子でいかに上手く安定化されているかを示しています。ビタミンCが沢山あればあるほど血管壁はより安定し、抵抗力を持つようになります。
右欄はこれとは正反対の例で、一般に「船乗りの病気」と言われる壊血病です。何世紀も以前の船乗り達は、長い航海の間、往々にして体の内外からの大量出血を起こして僅か数ヶ月の内に命を落としていました。それは人体内でビタミンCが生産されず、摂取する食物には殆どビタミン類が含まれていなかったからです。

真中が循環器系疾患の原因です。私達は日々の食事から少量のビタミン類を摂取していますから、壊血病そのものには罹りません。
しかし、その食事からのビタミン摂取量は、ビタミンCを生産する動物の場合と比べて、血管壁を安定させるほど十分ではないのです。
そのため数十年にわたって無数の微細な亀裂や病巣が血管の内表面に形成されます。そして血管の内表面がもろくなると、コレステロールやリポ蛋白aのような付着性の修復物質が血管壁に入り込みます。

したがって、血管壁へのコレステロール沈着じたいは循環器系疾患の病因というわけではなく、背後にひそむ病態、すなわち「血管壁のビタミン不足」に対する一つの反応であると言えるでしょう。
長年にわたってビタミン供給が不足すると、血管の修復が続けられ、恐ろしい動脈硬化を引き起こす沈着物が溜まります。
こうした沈着物が心臓の冠状動脈内に溜まると、心臓発作を引き起こすのです。もし、これが脳の血管内に溜まると、脳卒中を起こします。

アルバート・アインシュタインは言いました: 「本当に重要な発見は概ね非常に単純であるため、だれにでも理解できる。」

壊血病、ビタミンC不足、循環器系疾患の間に見られる関連性も例外ではありません。私達は、この療法が動脈硬化性の沈着物の蓄積を防ぐだけでなく、循環器系疾患をバイパス手術や血管再形成手術なしに回復させられることを患者らに実証できたのです。
この治療法では、アミノ酸リシンやプロリンが重要な役割を果たします。こうした物質は血管壁にテフロン層を形成し、血管内壁にすでに付着していた脂質性物質を分離させます。今ある沈着性物質が自然に分解されるのです。

●年齢30歳にして動脈硬化症

進行した動脈硬化に見られる沈着性物質としては、脂質性物質の他にカルシウム分子も含まれます。このカルシウムが非常に特徴的であるため、この疾患に「動脈硬化症」という名前がついたほどです。
私達の臨床研究で実証されているように、このカルシウム分子もまた自然に分解させることができます。カルシウム代謝を最適化するのに一番大事なビタミンは、ビタミンDです。日々の食事にビタミンDが十分に含まれるように、気を付けねばなりません。

30歳の青年の2人に1人は、早くも冠状動脈に初期の動脈硬化の徴候を持っています。この疾患は人知れず長年かかって進行し、何も手を打たなければ遅かれ早かれ心臓発作を招く状態に至ります。
私達の目標は、この危険なプロセスをその初期の段階でくい止める自然な療法を開発することでした。動脈硬化をくい止めるのに成功すれば、結局は心臓発作の発症を防ぐことができ、心臓疾患の根絶を達成できることが分かっていたのです。
私達が開発した健康プログラムはビタミン類、アミノ酸、ミネラル類、微量元素が含まれており、循環器系疾患に対処する世界でも有数の健康プログラムができました。その後さらに臨床調査が行われ、この療法は数ステップ先まで前進しました。
様々な段階の冠状動脈性の心臓疾患を持っている患者55人を対象に臨床調査を実施し、このビタミンプログラムの効果を試したのです。冠状動脈への沈着物の状況を測定するには、世界最先端の診断技術である超高速コンピュータトモグラフィー(いわゆる心臓のマンモグラフィ)を使用しました。

コンピュータが自動的にその部位を拡大し、動脈内の沈着物の規模と密度を測定します。このデータから冠状動脈の動脈硬化ファクタが得られるわけです。この動脈硬化ファクタが大きいほど、冠状動脈疾患が進行していることになります。
この療法が全ての人類の健康に及ぼす重要な影響を考えて、私は新著「なぜ動物は心臓発作を起こさず、人間は起こすのか」の中で、この研究について述べました。この研究結果から得られた最も重要な内容は次の通りです:
まず、ビタミン療法をしなかった冠状動脈疾患患者で動脈硬化性の沈着物がどれほど速く形成されるかに関して評価を行いました。その結果、1年あたりの沈着物の増大は平均44%でした。
つまりビタミン療法をしなかった場合、沈着物は加速的なスピードで形成されていき、年々その前年の規模の半分近い量だけ増加していくのです。冠状動脈の動脈硬化を治療せずに放置すると、徐々にではなく加速的に心臓発作へ近づいて行きます。冠状動脈の動脈硬化の成長速度が実際に測定されたのは、これが初めてでした。

●動脈硬化の自然回復法

その後、患者を対象に私達のビタミンプログラムを開始しました。この療法をした場合、病気の進行は止まり、その後、冠状動脈の沈着物が成長する速度は低下しました。初期の冠状動脈疾患患者では、病気のプロセスを1年以内に止めることができました。

いくつかの症例では、このビタミン療法によって冠状動脈内の沈着物が自然なやり方で完全に消滅しています。左側の図に示された沈着物が、私達のビタミンプログラムを1年間継続した後には完全に消滅していたのです。

この図を論理的に解釈すれば、「ビタミンプログラムに含まれる成分が血管壁の自然な治癒プロセスを刺激したから」ということになります。

この研究は世界的に見て医学と保健の領域でのターニングポイントになる研究と言えます。まさに心臓発作がビタミン不足の直接的結果であることを実証したのです。心臓発作の原因である冠状動脈の動脈硬化は、その初期の段階で進行を止めることができるわけです。

この調査ではさらに、冠状動脈の動脈硬化は自然な方法で回復させることができ、将来はバイパス手術や血管再形成手術は例外的な症例にのみ行われる措置になることが実証されました。また、世界中で循環器系疾患に現在のコストの何分の1かで対処できることも分かりました。
しかも、ここで一番大切なのは、この医学的な突破口が、世界中で、何百万人という人々によって直ちに実行できるという事実です。この発見を活用すれば心臓発作や脳卒中を著しく低減できるようになり、その撲滅に繋がります。

この調査はまた、「米国におけるビタミンCの消費量は過去30年間に数倍に増え、それと平行して、死因としての心臓発作と脳卒中の発症率は半減した」という調査結果が偶然ではないことも示しています。
私達の研究は、これからヨーロッパやその他の国々で同様の成功を収めようとしています。その展開がいかに緊急を要するかは、次の統計を見れば明らかに分かるはずです:

米国では心臓発作と脳卒中の発症率が50%に低減しましたが、ヨーロッパやその他の地域では、まだ人々はこの疾患でバタバタと倒れて命を失っています。西ヨーロッパ諸国では、心臓発作の発症率は常に高く、東ヨーロッパ諸国では心臓病と脳卒中の発症率は今も増え続けています。
私達の調査に基づいて考えるとこの現象は「米国人の2人に1人は定期的にビタミン類を摂取しているが、ヨーロッパでは定期的にビタミンを摂取する人が5%に満たないから起こる」と解釈できます。

●心臓発作にうち勝つ

ここで、何百万人もの生命を奪い、この地上に耐え難い悲惨さをもたらしているもう一つの「悪疾」から人類が自らを解き放つ必要についても述べておかねばなりません。私達が克服すべきただ一つの障害は、製薬業界から受ける抵抗です。
循環器系の疾患をはびこらせておけば、製薬業界は年々何十億ドルという利益を上げることができます。循環器系疾患が無くなってしまえば、この数十億ドルの市場が壊滅してしまうわけです。

この巨額の製薬市場が確実に存続できるように、ドイツやその他の国際的な製薬企業は世界的な「カルテル」を作っています。
このカルテルには「Codex Alimentrius [コーデックス国際食品規格委員会]」というラテン語のコードが付いています。このコーデックス・カルテルの目的は、人の命を助けるビタミンに関しての健康情報の普及を禁止する国際的な法規を作らせることです。

私達は、製薬業界のカルテルが世界的な製薬マーケットを保護するために、意図的に循環器系疾患をはびこらせている点に気付く必要があります。
自らの分け前を増やすために、あえて心臓発作や脳卒中で不必要に何百万人もの人を死なせておくような企業の存在に、世界中の人々はもはや目をつぶっていることは出来ません。

私達はこうした非倫理的な利益集団に対抗するために、21世紀心臓病撲滅運動という国際的な運動を発足しました。あなた方の署名によって、是非この運動を支援して頂きたいと思います。生活の場・仕事の場で、機会が有ればいつでも、この運動の目的について語って下さい。

心臓病撲滅というゴールを達成する際、自分以外だれにも頼れないのは明かです。私達は何百万もの人々をこの疾患から開放しなければなりません。
けれども、私達には「人体の健康と病気は自分次第」という全く新しい知識があるのですから、この目標を達成できるはずです。

この新しい知識の基礎となるのが、だれでも理解できて活用可能な「細胞医学」の原理です。人が健康か病気かは人体にある無数の細胞のレベルで決定されます。
この細胞の機能不全が起こる一番の原因は、生体エネルギーの不足です。車のモーターにオイルが足りない場合のように、人体の無数の細胞も時には不可欠な生体エネルギーの不足に陥ります。
私達が食事から摂取する最も重要なエネルギーの補給源は、ビタミン類、ミネラル類、ある種のアミノ酸、微量元素です。循環器系の疾患が多いのは、特にこの系統の場合、心臓が絶え間なく駆出運動と血液の循環機能を担っているため、高度の機械的機能が要求されるからです。
日々適量のビタミンや生体エネルギー供給物質を摂取すれば、循環器系の病気だけでなく、その他様々な慢性病を効果的に予防できます。

同様に高血圧、心不全、不整脈といった極めて多く見られる疾患の原因も、もはや謎ではありません。
その原因は、長期にわたって体細胞に必須ビタミン類やその他の必須栄養素が不足していることにあります。今後10年間でこの細胞医学の知見を完全に活用できれば、様々な一般的病気の発症が現在の数分の1にまで低減するはずです。

●細胞医学は未来型医学

従来の医学と比較した場合、なぜ細胞医学が未来型医学であるのかが明確になります。冠状動脈疾患を治療する場合、現代の医学が採る手段は主に機械的方法であり、これでは根本にある問題に正しく対処できません。
冠状動脈にある沈着物は、バルーンカテーテルを使って平らに押し縮めるか、バイパス手術をして迂回路を造るかのどちらかなのです。

こうした従来の医学と比べて、細胞医学では根本にある問題を自然な方法で矯正することに治療の中心をおいています。
つまり、沈着物じたいを解消するわけです。これは、血管壁の細胞にビタミン類やその他の生体エネルギー供給物質を与えて、コラーゲン生産を刺激し、自然な治癒プロセスを起こせば可能になります。

前の部分では「ビタミンや天然物質による療法は中世への後もどり」といった虚偽に満ちた嘘のキャンペーンを阻止することがいかに大切かをお話ししました。
真実はそれとは正反対、「ビタミン療法と細胞医学は未来型の予防的基礎療法」なのです。この違いを良く考えてみましょう。
私達がいかに自分の体に高価で危険な修復処置を受け入れるよう考え方を操作されているのかを思うと、実に興味深いではありませんか。
一方で私達は、製薬業界、そのプロパガンダ、ロビースト達が事実を偽って自然物質の引き起こす副作用を言い立てたり、実証されている治癒力に疑問を投げかけているのを許してしまっているのです。

この様な世論の混乱は決して偶然の産物ではなく、製薬業界やその他の利益集団にこれが意図的に利用されていることに気付かねばなりません。
この大衆の意識操作の目的は、人々の健康状態や病気の真の原因を覆い隠すことにあります。こうしておけば、人々を製薬産業に致命的に依存させ、自分自身の体と健康に責任を持つ態度から遠ざけておけるわけです。

さらに私達はこの依存が、疾病を喰い物にしている現在の利益数十億ドルのビジネス存続を保証する前提条件でもある点に気付く必要があります。
私達の提唱する効果的な健康改革がスタートすれば、人々はこの依存状態から解放されるのです。ビタミンに関する研究や細胞医学によって、だれでもが自分の健康に責任を持ち、寿命も今まで知られていなかったほどに延びるはずです。

心不全も、医学の将来が細胞医学にかかっていることを実証する好例でしょう。息切れ、浮腫、慢性疲労を患っている人をよく見かけますが、もし心不全と診断された場合、今後5年間生存する確率はなんと50%未満なのです。
従来の医学でこれに対処しようとすれば、命が亡くなる前に移植できる心臓が見つかる以外に希望はありません。

現代の細胞医学こそ、このドン詰まりから抜け出す論理的かつ納得できる方法です。心不全の主因は、心臓の何百万という細胞に慢性的に生体エネルギーが不足していることです。この細胞の目的は、血液を循環させるために最適な駆出機能の維持です。
この生体エネルギーをビタミンやその他の自然な供給物質の形で補給できれば、根本の病因が解消されるため、心不全も自ずと効果的に治療できるわけです。この疾患の症状に対処するだけの心臓移植や薬物療法は、もはや不要となります。1967年、クリスチャン・バーナードが最初に心臓移植手術を実施した時、この手術はメディアで一大スペクタクルとして取り上げられ、月面着陸にも匹敵する扱いを受けました。
例外的な症例にのみ用いられるこの重要な手術ですら、この疾患の真の原因である慢性的なビタミン不足を覆い隠すために今まで乱用されて来た経緯があります。こうした事態が人類の健康に及ぼした影響は、過去30年、心不全による死亡者が世界で1億人という惨状です。しかも心不全は予防可能な病気なのです。その一方で製薬業界は、心不全の根本的な病因に対処できない治療薬を売って、巨額の利益を得ました。

これで製薬業界が真実を覆い隠し事実を偽ることにどれほど必死か、お分かり頂けたでしょうか?

以前スチュワーデスをしていたジョーイは、急性心不全を起こして、20歳の時に心臓移植手術を受けました。しかし5年後に心臓の状態が再び悪化し、2回目の心臓移植が必要となりました。
しかし、彼女はこの時点で私達の開発したビタミン療法をスタートし、その結果、数ヶ月後には2度目の心臓移植をキャンセルできるほどに健康状態が改善しました。
彼女が「是非この話しをみんなに伝えて」と私に頼みましたので、私の新著「なぜ動物は心臓発作を起こさず、人間は起こすのか」でもこのストーリーについて述べました。

もちろん、重症例に対してバイパス手術や心臓移植手術を行う専門医は常に必要です。しかし、これは例外的な症例にのみ必要な処置なのです。将来は、ビタミン類での生体エネルギー供給が心不全の基本的予防法となっていることでしょう。

●謎を解く方法

これから心臓病を撲滅するという私達の使命に、あなた方もぜひ賛同して頂きたいと思います。私は、真実が経済的には強くともモラルに欠けた利益集団にうち勝つことを確信しています。プレゼンテーションの次の部分では、この歴史的なプロセスで私達が今までに辿った道のりを、あなた方にお見せします。

1991年に刊行された私の著書「心臓病の謎を解く方法」では、この病気に関する新しい知見の基礎が記されています。
心臓発作と脳卒中が実際には病気ではなく、慢性的なビタミン不足の直接的結果である点を明かにしたのは、この本が最初でした。また、将来は循環器系の疾患がこの世からなくなり、先の世代の人々には基本的に無縁の病気となりうることも明かにしました。

当時、私はカリフォルニアのライナス・ポーリング研究所で循環器科研究部長をしていましたので、2回のノーベル賞受賞者であるライナス・ポーリング博士に、「共著者となって、この深甚な影響を持つ結論をサポートして欲しい」と頼みました。博士は、ご自身のライフワークが引き継がれたことに意を強くされ、喜んで同意して下さいました。

この科学界のセンセーションは素早く製薬企業の重役室にまで伝わりました。それと同時に、何百万人もの人々がこの発見の意味を理解した場合、数十億ドルの製薬ビジネス市場が崩壊してしまうことも直ぐに明白となったのです。
これに対する対策として、製薬企業はいかなることがあってもこの情報の普及を阻もうと、世界的なカルテルを結成する決定を下しました。

●製薬企業カルテルの犯罪的対応

この非倫理的な計画を実行するため、製薬企業カルテルは大勢のロビーストを雇っています。ワシントンDCだけでも1000人を超えるロビーストが製薬企業のために働いています。議員1人につきロビースト2人という勘定です。
この人数はドイツに関してもほぼ同じです。各ロビーストの目的は、枢要な先進工業国において世論と立法に影響を及ぼすことなのです。彼らは日々、製薬企業カルテルの利益のために働いています。科学界・医学界のオピニオンリーダーの中にも、製薬企業カルテルの影響を受けている人が数多くいます。

米国科学アカデミーは当初、「心臓病の謎を解く方法」に対応する医学上の画期的研究を発表すると約束していました。
しかし科学アカデミー内の製薬企業カルテルの影響によって、わずか数週間後にこの予定はキャンセルされました。「心臓病に謎など有りえず、従って解く方法など有りえない」という論調でした。この解けない謎がアメリカや諸外国の人々の命を刻々と奪い続けていることなど、このお歴々方の頭にはちらりとも浮かばなかったのです。
しかし、私達はためらわず、カナディアン・ジャーナル・オブ・ニュートリショナル・メディスン (Canadian Journal of Nutritional Medicine)誌にこの重要な研究結果を発表しました。

私達はそれ以外にも、この命を救う情報を迅速に普及できる方法があれば、何であれ全て試みました。強力なパートナーの助けを得て、世界規模で人類の健康を改善しようと考え、何十という製薬企業にこの心臓病の新療法に関する情報を提供しました。1991年、全ての製薬企業が、ただ1社を例外として、私達に「ノー」と言ってよこしました。
その例外の1社とは、世界最大のビタミンCメーカーであるホフマン・ラ・ロッシュ社です。1991年11月、私は自分の研究をスイスのバーゼルにあるラ・ロッシュ社本社の研究部に持ち込みました。ラ・ロッシュ社は直ぐにこの医学上の画期的研究の世界的な重要性を理解してくれました。
しかし、それから間もなく、同社も共同研究はしないという意向を伝えてきました。ホフマン・ラ・ロッシュ社の表向きの拒絶理由は、「自社の競合相手の画期的研究を助成するために資金援助はしたくない」というものでした! 何という驚くべき言い訳でしょうか!
それから5年後、私達が成し遂げた事の本当の意味が世界中で明らかになりました。ビタミンC、リシン、その他、私の研究で述べられていた自然物質の需要が世界的に増大すると考えたラ・ロッシュ社は、こうした自然物質の原材料の価格を人工的につり上げるために、この情報を利用しました。
それのみならず、ドイツのバイエル社、アメリカのアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社と共にラ・ロッシュ社は、私の研究で名前が挙がっていた自然物質の価格を固定する目的で犯罪的なカルテルを作ったのです。この様な製薬企業が心臓病撲滅のための情報普及に一銭たりとも使いたがらなかったとは、呆れるではありませんか。同時に彼らは、これらビタミン製品の小売価格のほぼ2倍に相当する金額で原料を売るというやり方で、この製法を徹底的に喰い物にしたのでした。

1997年1月30日、ニューヨーク・タイムズ紙は、合衆国連邦検事がアメリカ史上で最も大規模な犯罪的価格固定のケースを曝露したと報告しました。
ニューヨーク・タイムズ紙に引用された連邦検事の弁によると、この不正の規模は非常に大きく、「文字通り、数百に及ぶ製品と消費者のほぼ全員」が影響を受けたということでした。重要証人は、この犯罪的行為がラ・ロッシュ社、バイエル社、その他企業の最上層部からの指示で行われたと述べています。
この企業側の首謀者は「マスター」と呼ばれる人々であり、その手先となって汚い仕事をやらされていた部下達は「シェルパ」と呼ばれていたそうです。こうした企業全ては有罪となりました。

ですから、これからは、何百万という人々の健康と生命を犠牲にしても些かの良心の咎めも感じないラ・ロッシュ社、バイエル社、その他の製薬企業を、私達は堂々と「犯罪者」と呼べるわけです。

●ラス/ポーリング宣言

さらに私達はメディアを通じて一般大衆に直接呼びかけることを決断しました。1992年7月2日の記者会見で、私達は世界中にビタミン研究における革新と心臓病の根絶が可能であることを提示しました。
この医学上の躍進的な情報が6年間、特殊利益団体によって抑圧されていなかったなら、今日世界中の人々は、ビタミンによって心臓発作が予防できることを周知していたことでしょう。
この情報の大衆への浸透がこのように故意に妨害されずに進展していたとしたら、無用な、かつ予防可能な心臓発作および脳卒中から6000万人以上の命が救われていたことでしょう。

また、この記者会見で、私達は世界中にラス博士-ポーリング博士の宣誓文を紹介しました。ライナス・ポーリング博士はその公共での訴えで、私の科学刊行誌に記載した医学上の画期的な発見を支持しました。この上告文は次のように締めくくられています。
「主要な死因や疾病として挙げられる心臓病を排除するという希望に光が見えてきました」。この文は医学における大きな転機を示します。

●アメリカ人のための歴史的成功

製薬企業は、合衆国食品医薬品局(FDA)を介して直ちにこれに反応しました。ビタミンと他の自然物質に関連したすべての健康を促進する効能の表示を禁止するため全国的なキャンペーンを開始したのです。

これはFDAの評論家とアドバイザーの全員が製薬企業から給与を受け取っている人間であることを知っていれば驚くことではありません。トーマス・ムーア氏の本"Deadly Medicine"をお読みください。この本はFDAが製薬業界によって本質的にコントロールされているという事実を露呈しています。
製薬企業は、いかなる手段を駆使してもビタミンを介した疾病の根絶に関する情報の普及を止めることができないとわかり、法の改変によって簡単に彼らの目的を達成することに決めました。 1993年は、拙著「心臓疾患の撲滅 (Eradicating Heart Disease)」が米国で発行された年でもあります。この本ではビタミンの研究と心臓病についてわかりやすく要約してあります。
何万人ものアメリカ人がビタミンの医療的利点に関するこの本や様々な研究を利用して、製薬業界とFDAの非倫理的な計画に屈しないように政界の議員らを説得しました。 ニューズウィーク誌はこのビタミンへの自由なアクセスのための戦いを「ベトナム戦争以来最も大きい運動」として取り上げました。ここでも人々の熱意は圧倒的な経済関与に打ち勝ったのです。

1994年8月に、米国の上院および下院は満場一致でビタミン及びその他の自然健康食品への自由なアクセスを保証する「栄養・健康・教育法」という画期的な法律を承認しました。
この法律によって単に現状が維持されたに留まらず、ビタミンに関して真実に基づく健康情報の普及が可能になったわけです。歴史上の視点から見て、何百万ものアメリカ人による熱気的な運動は、製薬企業およびその利益団体にとって歴史上最悪の敗北を与えたことになります。
さらに重要なことは、何百万ものアメリカ人にとって、人類全てが利益を得るという歴史的な勝利を勝ち取ったことでした。

●「コーデックス国際食品規格」

世界最強の国アメリカ自体は製薬企業の利益のくびきから解放され始めましたが、不運にも製薬企業は屈服しませんでした。ドイツの製薬企業およびドイツ政府に政治的にバックアップされた国際的製薬企業のコンソーシアムによる攻撃が開始されました。
彼らは、コーデックス・アリメンタリウス国際食品規格委員会(Codex Alimentarius Commission)という不可解な名前を持つ団体を設立し、国連内にいわゆる特別委員会と呼ばれる機関を設けました。

1996年10月、ドイツのボンでドイツの主催及び主導の下にこの委員会の秘密裡の会議が開催されました。ドイツの政府(保健・社会福祉・農産相)の高官たちによる公式な参加は、この委員会の目的がコール首相の最優先事項としてドイツ議会および首相の支援を得ていることを示していました。
アメリカ、カナダ、オランダ等の諸国の代表の投票に対抗して、ドイツの代表団が押し通した決定は以下の通りです。

ビタミン及びその他自然物質の予防および治療効果に関連したすべての健康に関する記述は国連加盟国つまり世界中で禁止されるものとする。

医薬品カルテルで制定された日常摂取量に準拠するビタミンおよび他の自然食品だけは今後販売することができまる。

拘束力を持つ法律としてのこの採択の施行に抵抗する国は、国連世界貿易機構および他の機関下で組織された国際的な経済制裁に処せられることになる。
この秘密の「規格」カルテルの活動が事前に明らかにされることを恐れてドイツ政府は予防策を講じました。この規格委員会の委員長は消費者保護を目的とすドイツの連邦機関の代表ソモギ博士が任命されました。ボンの政治家らは、この委員会が及ぼす多大な影響力をよく心得ており、製薬企業カルテルの真意について公衆を騙すために「消費者保護」を名目としてこの機関をカモフラージュさせたのです。

1997年1月に私達は、ビタミンの自由アクセス擁護者である米国議員ピーター・デ・ファジオ氏と規格委員会の目的について話しました。その時とくに問題となったのが、製薬企業カルテルに応じなかった国に対する経済制裁の脅しです。
経済制裁を課することによって、このカルテルは他のすべての産業をも威圧下に置こうという姿勢が見られます。この製薬企業カルテルのモットーはあたかも「マイクロソフト、フォルクスワーゲンおよびソニーに提言します。
ビタミン情報のボイコットを支援しない場合は、食品規格法の枠組みに従って、私達はソフトウェア、自動車、電子製品を海外で販売できないようにします。」と言っているように聞こえます。

私達は、全人類の健康および生命の権利に製薬企業カルテルおよびその政治的共犯者が宣戦布告したことを悟るべきです。
製薬企業カルテルの利益が全人類の健康利益に相反するものであるため、戦いは苛烈になることでしょう。したがって、カルテルは法律を利用してその非倫理的な計画の背後で他の産業をも威圧しようとしています。

私達の答えは明瞭です。これらの非良心的、非倫理的な計画は製薬会社の強大さの表れではなくむしろ絶望の表れといえます。
動物は体内にビタミンCが生成されるので、心臓発作が起こらないというニュースによってコレステロール抑制剤、ベータ受容体遮断薬、カルシウム拮抗薬および他の循環器系薬剤がもたらす10億ドルの市場は打撃を受けるでしょう。
こうした非倫理な計画に反対する私達の意思は「ビタミンの自由アクセスのための請願」に要約されます。規格委員会について友人・隣人・仕事仲間と話し合い、ぜひ「ビタミンの自由アクセスのための請願書」への署名への協力を仰いで頂きたいと思います。

私達が結束すれば、この非倫理的な医薬カルテル計画を防ぐことができます。

●なぜ(またもや)ドイツなのか?

これらの利益団体の世界的な陰謀を調べていくにつれて、1つの質問が浮かび上がってきます。何百万人もの人々の健康と生命を必然的に危険にさらすこの計画では、なぜドイツの製薬会社やドイツ政府がその役割の中心にあるのでしょうか?
ドイツのフランクフルト空港を訪れるすべての人は、ドイツの製薬化学産業が世界に与える影響力を容易に推し量ることができます。空港にある航空各社の待合い所で見られる広告の大部分が製薬企業の広告なのです。
これは、一番目に付く場所にある、いわばドイツ産業の名刺ともいえる広告です。しかし、これは単に表面的なものでしかありません。コーデックス委員会に関するドイツ政府の重要な世界的役割を理解するには、私達は今世紀を通じてのドイツ政府とドイツの化学製薬産業の癒着を考える必要があります。

●IG ファルベン・カルテル

今世紀前半のドイツで最も強力な権力を持つ企業はIG ファルベン (Interessengemeinschaft Farbenの短縮形)でした。 Interessengemeinschaftとは利益共同体を意味し、BASF社、バイエル社、ヘキスト社、その他、ドイツの化学製薬関連企業の強力なカルテルでした。IG ファルベン社はアドルフ・ヒットラーの選挙運動への最大の資金供給団体でした。ヒットラー政権が1933年に誕生した1年前に、IG ファルベン社はヒットラーおよび彼のナチス党に400,000マルクを寄付しています。ナチスが政権を握るとともにIG ファルベン社は、ナチスによる第二次世界大戦とヨーロッパ征服によって最大の利得を享受するようになりました。
爆薬と合成ガソリンの100パーセントがIG ファルベン社の工場から調達されていたのです。ドイツの国防軍が他国を征服したときはいつも、バイエル社、ヘキスト社、BASF社の経営陣は軍に従って同地に赴き、その国の製薬化学産業を手中にしたのです。
ヒットラーの国防軍との密接な共同作業により、IG フェルベン社はナチスに占領されたオーストリア、チェコスロバキア、ポーランド、ノルウェー、オランダ、ベルギー、フランス等の国の占領に参与しました。1946年に行われた米国政府による調査では、IG ファルベン社の存在がなかったら、第二次世界大戦はなかったであろうという結論が出されました。
私達は第二次世界大戦を引き起こしたのはアドルフ・ヒットラーという精神異常者でも、ドイツ国民の生まれながらの性格でもなかったということを認識する必要があります。 バイエル社、BASF社、ヘキスト社のような金儲けに貪欲な企業がホロコーストを惹き起こした主要因だったのです。

スティーブン・スピルバーグの映画「シンドラーのリスト」を観た人は誰でもアウシュビッツの強制収容所での場面を忘れることはないでしょう。アウシュビッツは人類の歴史で最大の大量絶滅工場でしたが、強制収容所は単なる付属機関でした。
その主要プロジェクトはIG ファルベン社の100%の子会社IGアウシュビッツによるものであり、ヨーロッパを占領するための合成ガソリンとゴムを製造する世界最大の産業複合体でした。
1941年3月1日、SS警察長官であったハインリヒ・ヒムラーは、建設現場を調査しました。
1941年4月14日、アウシュビッツプロジェクトの責任者であるIG ファルベン社の役員オットー・アンブロスが、ルードビヒスハーフェンでIG ファルベン委員会の役員仲間に向かい、「我々とSSとの新しい友好関係は神の祝福するものです。
我々の企業の利益を考え、我々は強制収容所も含めすべての方策を決定しました。」と述べました。 IG ファルベン・カルテルの製薬部門は意のままに強制収容所の犠牲者を使用しました。
数千人の犠牲者が新しく開発された未知のワクチンのテストと称された人体実験の最中に命を奪われました。

IGアウシュヴィッツの囚人には刑期というものはありませんでした。体が衰弱したり、病気を患い、就労に耐え難い者はIGアウシュヴィッツ工場の正門で選択され、ガス室に送られました。
何百万人もの殺戮のために使用された化学物質ガスであるチクロン-BもIG ファルベン社で製造されその工場から出荷されたものでした。


ニュールンベルクの戦争裁判では、大量殺人、奴隷的虐待およびその他の非人道的犯罪により、IG ファルベン社の役員および幹部24人に有罪の判決が下されました。
しかし驚くべきことには1951年までにその全員が釈放され、ドイツの企業に再びまい戻っているのです。

ニュールンベルクの法廷はIG ファルベン社をバイエル社、ヘキスト社、BASF社に分割しました。今日、IG ファルベンから分岐したこの3つの会社は、その親会社であったIG ファルベン社が絶頂期であった第二次世界大戦の最後の年1944年の規模より各々20倍も大きくなっています。さらに重要なのは、BASF社、バイエル社、ヘキスト社の最高職である各社の取締役会長の座がナチス党の元党員によって第二次世界大戦後30年間にわたり占められていたことです。

1974年までBASF社の取締役会長を務めたカール・ヴルスターは、戦時中チクロンBガスの製造役員会の委員でした。
70年代までヘキスト社の取締役会長を勤めたカール・ヴィナカーはナチス突撃隊の隊員であり、IGファルベン社の役員でした。
70年後期までバイエル社の取締役会長を勤めたカート・ハンセンは「天然資源の獲得」部門における欧州占領の共同主催者でした。
このリーダーシップの下で、IG ファルベン社の子供達であるBASF社、バイエル社、ヘキスト社は、彼らの利益をバックアップする政治家を支援し続けました。1950年代および1960年代、これらの会社はBASF社の所在地ルードビヒスハーフェンの郊外出身の若い議員の政治家としての経歴に投資しました。
彼の名は:ヘルムート・コール。1957年から1967年まで、若きヘルムート・コールは、ドイツ製薬化学産業カルテルの政治的駆け引きを行なう中心的な存在である化学工業協会の有給ロビイストだったのです。

したがって、ドイツの化学製薬産業は、その子飼いの政治家を政界に送り込み、あとドイツ国民に残された選択肢は彼らの政策を承認するだけとなりました。
その結果は周知のとおりです。ヘルムート・コールは16年間ドイツの首相となり、またドイツの製薬化学産業は、150国以上にその子会社が設立され、かつてのIG ファルベン社以上の世界有数の輸出企業となりました。

ドイツは化学・製薬カルテルを擁護する元有給ロビイストストが政府を率いる全世界でただ一つの国です。簡単にいうと、ドイツの製薬化学企業のグローバルな拡張計画に加担するドイツ政府の支援は、100年の伝統を受け継ぐものであります。
こうした背景が分かれば、コーデックス委員会の非倫理的な計画をボンが支援しているのも無理からぬことと思えるのです。

「戦犯は、狂気のナチス熱狂者ではなく、これらのIGファルベン社の罪人だったのだ。」 IGファルベン社を訴追したニュールンベルク戦争裁判の米国の筆頭検察長官は、このカルテルの進展をすでに予想していました。
「これらの犯罪人が犯した罪を陽の目にあてず罰しなかったら、たとえヒットラーが生きていたとしても、これら犯罪人のほうがヒットラーより世界平和に対してしはるかに大きな脅威となるだろう。」

全世界を例えようもない悲嘆の淵に落とした事件が、今世紀に2回もがドイツの地から起こりました。ドイツの政治家の支援によって、医薬品カルテルが大手を振ってまかり通れば、心臓病の根絶は阻まれてしまうでしょう。そして次世代だけでも、5億以上の人々が徒に心臓発作で死亡する事態がおこるでしょう。

●歴史から学ぶ

今世紀に2回、ドイツ国民は非道な行いに口を閉ざしていたために手遅れとなりました。もう3回目は許されません。そして今、私達ドイツ国民は歴史から学んだことを全世界へ立証する機会が与えられました。

次のコーデックス委員会は1998年の秋にボンで開催されます。私達が何を為すべきか自らに問いかけるべきです。
ドイツ政府がコーデックス委員会に政治的に絡んだり企業を擁護する代表者を参加させることを今後禁止するまで、私達はいつも注意を怠らないようにすることです。
私達の意見に耳をかたむけない利権政治の代表者は次年度の議会から投票によって追い出してしまえばいいのです。難しいことではありません!
私達は「自分達が国民である」ことを忘れてはなりません。

コール首相にはドイツ政府によるコーデックス委員会への支援を直ちに中止するよう要請した手紙を本日付けで送ります。
彼が4週以内にこの要求に応じなければ、私は彼が「いかなる損害をもドイツ国民から回避する」という公約を破った罪により弾劾を公的に要求する覚悟です。

●製薬業界は一般大衆を欺いている

製薬業界は私達の社会をコントロールし続けます。製薬業界の求めるところは医学研究をコントロールし、医療従事者をこの製薬業界に依存させることです。
この権力を確実に手放さずに済むよう、製薬企業は立法機関およびメディアをうまく操っています。全メディアを通じた大規模な宣伝キャンペーンでは、医薬品のPRおよび宣伝部門によって、製薬業界の真実を隠そうと煙幕が張られています。

製薬企業は、ルイ・パストゥール、ロバート・コッホ等の医学上のパイオニアと重ね合わせて自社のイメージを描こうとしています。
彼らは人道主義に基いて疾病の根絶を目指していると主張しています。しかしながら、真実はまったくその逆です。つまり、製薬業界は、製薬市場拡大の基盤として疾病を存続させ続けることが目的なのです。コーデックス・カルテルは、意図的な疾病の根絶妨害をその目的としています。
したがって、製薬業界は人類救済の伝統にもとづいてではなく、自らの利益を維持するために無数の人間を犠牲にする組織的犯罪者のグループであるIGファルベン社の伝統に基づいて運営されているのです。

製薬産業の他の宣伝でも、感染症の根絶は製薬企業の恩恵であるなどと視聴者を騙していますが、実際は、ペニシリンやその他の抗生物質同様、感染症の重要な治療法も、おおむね公共の基金を使用した大学で発見されたというのが実態です。
製薬産業が成し得た唯一の行為は、自分達の利益のためにこれらの発見を直ぐに利用しようとしたことです。何百人もの国民・納税者のお金がかすめ取られたのです。
私達は国公立大学の研究に対して資金を支払うばかりか、公的資金で開発され製薬企業によって市場に出回る薬の代価を払うはめになりました。

さらに別のPRキャンペーンの騙しの一例として、製薬企業は自らの功績により平均寿命が今世紀を通じて2倍になったと主張しています。
しかしながら、寿命の延長は衛生の飛躍的な向上の結果であり、抗生物質やその他の薬剤と関係がないことは、どの医学部のテキストでも記載されているのです。
嘘も甚だしいものです。製薬企業カルテルがビタミンについての医療情報の公開を禁止しようとし、それによって何百万人の平均寿命が数十年も短くなるというのが真実なのですから。

一般大衆を欺く手口の一つがコレステロール降下剤キャンペーンです。冬眠する動物は無数にいますが、その間、1デシリットル当たり400mgから600mgのコレステロール値を保っています。
それでも動物たちは、体内で生成されたり植物から摂取した充分なビタミンの作用で動脈壁を安定させているので、心臓発作を起こすことはありません。
コレステロールと心臓病の関係はコレステロール降下剤メーカーによって植え付けられた固定概念の一例です。

コレステロール降下剤に関して私達が知っている確実な情報は、この種の薬がすべて癌の原因となるということだけです。
1996年1月、米国医療協会ジャーナルは、世界中の何百万人もの人々が服用しているコレステロール降下剤が癌の原因となったという事実を発表し、医学界および一般大衆に警告しました。製薬企業はこの事実を快く受け入れませんでした。
大規模なテレビ放送や宣伝キャンペーンを総動員して、あたかもロリーポップやチューインガムであるかのように、この癌の時限爆弾を売り続けています。

1997年6月23日、フォーチュン誌(ウォール街で読まれている主要誌の1つ)は、医療制度に関する記事を載せました。それは、「根絶治療が流行すると皆が敗北する」と主張する製薬企業の投資コンサルタントのインタビューが特集されていました。
「皆」とは、無論あなた方あるいは何百万人もの患者のことではありません。このコンサルタントは、製薬企業内の研究および治療の決定が株主の経済的な利害によって誘導されることを、ウォール街なら誰でも知っている事実だと述べただけだったのです。

過去25年間の製薬企業の利益は、すべての産業部門の平均に対して500パーセントという高倍値をあげています。現在進行中の疾病を扱うビジネスは世界で最も利潤の高いビジネスであり、何百万人もの人がその薬の代価を払い、何百万もの人々が直接あるいは間接的にそのビジネスを潤しているわけです。

●私達は何をなすべきか?

これらの事実から、全く新しい構造の医療制度を持つ必要性が強調されます。毎日私達はこういった理不尽な行為が引き続き行われるのを認め、何千人もの人々がその命を犠牲にしているのです。私達は何をすべきでしょうか?

アメリカでは、34州の司法長官が喫煙による医療費の償還を求めてタバコメーカーを訴えました。タバコジャイアンツと呼ばれるタバコ会社はその訴えに震え上がり、その製品で生じた損害の賠償として4000億ドルという究極とも言える罰金に直面しました。
もちろん、彼らは自分達が犯した罪を全て知っていました。もし私が間違っていなければ、製薬企業によって何百万人の人々や世界各国の公共機関にもたらされた損害は、タバコによる損害の数倍をくだらないはずです。

事態を変革する最も重要な取っ掛かりは、製薬企業の理不尽な行為を非難するだけでなく、自ら進んで新しい医療制度の構築に参加することから始まります。
製薬企業カルテルのくびきから解放されたあかつきには、人類の健康改善の前途は驚くべくものになるでしょう。極めて一般的な疾病に関しては、次の数世代内にコントロールできるようになります。
また、平均寿命は10年以上延長するでしょう。健康なままでの加齢は稀なことではなく、ごく当たり前になるでしょう。

私は人類の歴史上で、かってこれと同じように強力な小利益集団にからめ取られた状態から人類が自らを解放した事例が無かったかどうかと自問してみました。そして、ここに歴史的な類例をご紹介します...

●歴史は繰り返す: 誤った依存からの解放

500年前にあなたがヨーロッパのどこかで暮らしていると想像してください。人口の80パーセントは想像に絶する最悪の状態で暮らす農民です。読み書きができず、子供の二人に一人は本来なら予防できる幼児性疾病で5才の誕生日を待たずに死んでいきます。公爵や土地の有力者へ納める年貢のために、あなたは殆ど無一文です。

当時のヨーロッパで唯一の教会であるローマ教会は、何百万人もの信者に向かって「天国へ行きたければローマ教会に従う以外ない」と断言しています。

免罪符を買わないとあなたの魂は煉獄に、あるいは直ちに地獄に墜ちることになるとローマ教会は言うのです。ローマの教会はこのようにして当時の通貨であった何百万ターレルを忠実な信仰者から免罪料という形で強奪しました。
強奪された免罪料は当然世俗的な目論見のために使用されました。例えばローマのサンピエトロ大聖堂の再建や贅沢な金の装飾などに使われたのです。安定した収入を確保するために、免罪料の取立て人は定期的に中世のヨーロッパの村や町を訪れました。
彼等の謳い文句は:「ターレルがこの金庫に入った音が響けば、魂は煉獄から抜け出す」でした。
そこで葛藤がはじまります。最後の1セント銅貨を使って子供に食べ物を与えるべきか、あるいは、自分の魂が天国へいくための切符を買うべきか、自分で判断ができません。
しかし、1517年10月31日、ある若い僧がヴィッテンベルク城の城壁に抗議文である35ヶ条の論題を釘で打ち付けました。

マルティン・ルターのメッセージは簡潔で明瞭でした:「天の鍵はあなた自身の中にあるのだから、ローマ教会も誰も天への鍵を売ることはできません。」このメッセージは単純なものではありますが、精神的な解放の旋風を吹き起こしました。
急に何百万人もの人々が、数十年間、ローマの無限の富というたった1つの目的のために自らが騙され搾取されていたことを悟ったのです。

解放の嵐は非常に強力だったので、世界の既存のシステムは崩壊し始めました。わずか4年後の1521年4月18日、ルターはヴォルムス市の帝国議会で皇帝の面前に召喚されました。皇帝カール5世およびローマ教皇特使は、古臭い秩序を安定させるため、ルターに行為の撤回を強要しました。しかしルターは撤回しませんでした。

この日のヴォルムスは、この一千年間で最も重要な一日となりました。というのも、この日が一千年間の発展に比類のない影響を及ぼしたからです。百年にわたる精神的な奴隷的束縛から人々の心は解放され、不可逆的なものとなりました。

何百万人もの無学の農民が、ドイツ語で書かれたバイブルの助けを借りて読み書きを学びました。16世紀の間に、ヨーロッパの文盲率は80%から20%まで下がりました。今や人々が字を書けるようになったので、通商や貿易が開花し始めました。

ルターの同時代に生きたウルリヒ・フォン・フッテンは、信じられないような解放の感想を記述しています:「生きることはなんて素晴らしいことなのだろう。」中世の時代はこれを最後に幕を下ろしました。
人間の精神および知性の解放は社会のすべてにおける資源を解放し、ヨーロッパをこの地球上で最も影響力のある大陸にしました。

それから500年たった今でも、私達はかってと同じ様な依存の中にいます。今回はその依存が心や知性に関するものではなく、私達の身体や健康に関するものなのです。
ちょうど500年前に、何百万もの人々が精神的な幻想のために最後の金銭を奪われたように、今日では製薬業界が私達の健康を奪い取っているのです。

この幻想にも終止符を打つ時がきました。今日提言するメッセージは500年前のように簡潔なものです。
あなた自身以外の誰もあなたの健康の鍵を握る人はいません。500年前の知的解放の例を見ればわかるように、人類の健康への解放は、社会の全域にわたって様々な資源を解放することになります。

私達は、もう1日たりとも待つことはできません。今日、ここケムニッツで人間の健康のための解放を目指した論題を壁に打ちつけます。
しかし、これらは論題以上のものです。臨床研究の結果は既にこの論題を確認しています。今日、私達は世界的な規模の新しい医療アプローチの基盤になるともいえるケムニッツプログラムをここに示します。

●ケムニッツプログラム


  1. 地球人である私たちは、20世紀の終焉においても身体・健康・疾病の原因について充分な知識をまだ持っていません。何百万人の人々が身体の機能不全により、疾病の存在によって利潤を得る特定の利益団体、特に製薬業界に、身体的及び経済的に依存することを強いられています。

  2. 製薬業界の企業目的は疾病の予防や根絶ではなく、疾病を利用したビジネスに焦点を当てています。製薬業界は製薬市場の持続的な成長のための前提条件として、疾病の存続が直接的な財源となることを重視しています。

  3. 製薬業界の最も利潤の高いビジネスは、最も蔓延した疾病から生まれます。製薬業界はそれ自体、循環器系疾患・高血圧・心不全・癌・骨粗鬆症・その他の疾病のコントロールにおける医学的発展の大きな障害物となっているのです。

  4. 疾病を利用したビジネスは最も利潤の大きいビジネスの1つです。製薬業界の上げる利益はその他の産業平均の数倍にもなります。この製薬業界における利益は医療コストを急上昇させる主因としてあげられます。事実、世界のすべての産業国の経済は製薬業界の完全な支配の中にあります。

  5. 地球人である私たちは、かかる事態によって2倍もの損害を被っています。第1に、私たちは、その急上昇する医療コストを直接・間接に引き受けざるをえません。第2に、私たちには健康という形でも公共保健体制の整備という形でも、自ら支払った費用の見返りが与えられていません。

  6. 製薬業界のあからさまな抵抗に会いながも、循環器系疾患の抑制という医学の進歩は今や達成されました。心臓発作や脳卒中は本来の疾病ではなく、慢性のビタミン欠乏症の結果であり、予防可能なものです。

  7. 人類が心臓病の病害から解放される機会がやってきた今、製薬企業はこれを妨害する目的で世界的なカルテルを組織しています。自ら目的を達成するため、製薬企業は循環器系疾患が今後も存続し続け、何百万もの人々が天寿を全うする前に死ぬのを喜んで受け入れるのです。

  8. その活動により、世界中の人々が、製薬業界の真の行動目標が何であるのかを理解しました。地球人である私達は、もはや自分自身をこの非倫理的な利益団体の喰い物にする気は有りません。



  9. ビジネスの基礎を疾病の存続におく製薬業界は理不尽であり、人権の基本原則に従っていないことを、私達はここに宣言します。私たちは、この業界の商行為を速やかに禁じる法的手段を要求します。



  10. 医薬品の販売を促進するための意図的な疾病の存続や、疾病根絶に対する妨害が、何百万人もの死亡という結果の原因となっています。かかる犯罪の規模に鑑みて、現行法規で最高に厳しい罰に処すべきであり、直ちに世界各国で更なる法規を可決すべきです。国際レベルでは、これらの悪行が、人権違反として直ちに糾弾されるべきです。

  11. 既存の製薬企業が疾病の巧妙な存続とその根絶妨害から繁栄を築いた事実は、早急に調査の対象となるべきです。製薬会社がこの犯罪に対して有罪判決を受ければ、その資産は損害を受けた側および公共への賠償として押収されることになります。



  12. この犯罪への援助および教唆により有罪とされた政治家および他の共犯者は、召喚して法の前での釈明を要求すべきです。

  13. ビタミンへの自由アクセスおよびその使用を阻止する法律は撤廃されるべきです。

  14. とりわけ、このプログラムは新医療制度の基盤を築きます。健康の維持および改善は譲渡不可能な人間の権利として宣言されることから始まります。

  15. 新医療制度の主要な目的は、疾病の予防および根絶です。ビタミン研究および細胞医学によって、有効性が高く、副作用が無く、経済的な医療手段実施の科学的な拠り所が構築されます。

  16. 地球人である私たちが新医療制度を構築し、私たち自身がこの新しい制度の基礎を築くことを宣言します。

  17. この新医療制度の基礎は医療問題についての包括的な公開情報および教育の完備です。すべての町および都市には、情報供給とアドバイスを行うセンターが設立され、治療の専門家がこの新しい制度の成就に大きく貢献することでしょう。

  18. 基本的な草の根医療を保証するため、既存の保健専門家のトレーニングはさらに拡張され、新たな保健専門家の育成も行われます。



  19. 医療教育は学校で必修科目になり、医療問題に関する公共のさらに進んだ教育をすべてのレベルに浸透させます。

  20. 医学研究および医薬品の認可は公共が管理する包括的制度の対象となります。

ケムニッツの今回の集会から私たちは、ドイツ、ヨーロッパおよび世界の人々に呼びかけます。このプログラムを支援して、あなたの町、あなたの国でそれを実行してください。自分の健康と未来の世代の健康のために実行しましょう。
これからは、このプログラムを支援し手を差し伸べてくれる政治家のみに投票して頂きたいと思います。製薬企業カルテルの操り人形として動く政治家は、決して信頼しないでください。
聴衆はここで数分間にわたり立ち上がり、ケムニッツプログラムに対する拍手を送りました本日お集まり頂いた皆様、お帰りになるに際には深い呼吸をしてください。そして新しい時代が始まるこの感触を味わってください。
あなた以外の誰も、私達の前に掲げられたこの使命を遂行することができません。遂行できるのはあなたご自身であることを忘れないでください。
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